進行流産が始まった時の対処法まとめ

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流産は、妊娠全体の1割強という、意外と高い確率で起きるものです。

ほとんどは、妊娠のごく初期~中期に入るまでに
受精卵自体に何かトラブルがあり、自然になってしまうようです。

突然の流産は、マタニティママにとって悲しく辛い出来事ですが、
赤ちゃんのためにも、ママとして落ち着いて行動しましょう。



まずは、パニックにならない

突然の出血や腹痛があるかもしれませんが、まずは落ち着くことが重要です。
もしかしたら単なる多めの出血や腹痛で、流産ではないかもしれません。
または、ごく初期なら子宮外妊娠の可能性もあります。

出血が増えるようであれば、大きめのナプキンやタオルなどを当てます。
会社であれば、椅子にじっと座って、おうちならゆっくりと横になりましょう。

出血の状態を見る  

トイレなどで、出血の量や色などをチェックします。
流産の始まりかどうかは、最初の出血の量では全く判断がつきません。

自分なりの判断は置いておいて、まずは
出血の量・色と、回数・変化などをメモに書きとめておきましょう。
後で病院に行った時、そのメモを医師に見せると伝わりやすいです。

仕事仲間や家族、病院に連絡する 

流産だった場合、病院で診察してもらった結果次第では、
しばらく仕事を休んだり、処置のために半日以上入院したりすることもあります。

流産かもしれない、とは言いにくいかもしれませんが、そういう場合でも
とりあえず、病院に行く旨を、仕事仲間や家族に連絡しておくといいですね。

そして、病院にもすぐ連絡しましょう!
現在の体の状態について落ち着いて話し、病院の指示に従うようにします。

固まりはなるべく保存する

もし、出血の中に少し大きめの固まりが混じっていたら、できるだけ保存してください。
それは、受精卵に関わる何かの組織か、赤ちゃんの卵そのものである可能性もあるからです。

ペーパーや布に包んでビニール袋などにそっと入れ、冷蔵庫などで保管しておきます。
病院に持参して医師に見せると、妊娠における何かの異常の有無や、
もしくは、完全流産かどうかなどの診断の目安になるかと思われます。

落ち着いて病院へ行く  

準備が整ったら、病院へ行きます。

あせって大急ぎで行くのではなく、体を激しく動かさないことを第一に移動します。
徒歩の場合はゆっくりあわてずに。
車やその他交通手段の場合は、できるだけ、体ががたがた動かないように気をつけます。

流産になっても、自分がママであることを意識して、落ち着いて行動してくださいね。

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