婚約指輪の定番として、フルエタニティーリングを選ばれるカップルは多いですが、毎日つける結婚指輪としてはハーフエタニティリングが人気のようです。たくさんのダイヤがきらめくリングはゴージャスで指を美しく見せてくれます!結婚後の生活の中でずっと着用することを前提に、実際に愛用している筆者から見たメリット・デメリットをまとめました。
ハーフエタニティーリングとは?
エタニティーとは、英語で「永遠」という意味。エタニティーリングは「永遠の愛の象徴」とも言われ、縁起の良いリングですね。リングの全周にとぎれなく宝石を留めてあるものを「フルエタニティ」と呼び、婚約指輪の定番です。
それに対し、手の甲側から見える3分の1周から半周ほどに宝石が配置されたものを「ハーフエタニティ」と呼びます。手のひら側は石がないので、より日常使いに適しているとも言われます。婚約指輪・結婚指輪ともに、宝石にはダイヤモンドを選ばれる方が多いでしょう。
ハーフエタニティーリングの魅力とは?
なんといっても、ゴージャスさが魅力。結婚指輪しかしていないときも、一本で充分な存在感があります。シンプルな結婚指輪に重ね着け用用のリングを用意するよりも、コスト的にも理にかなっているのでは?
さらに!もし婚約指輪に一粒ダイヤのリングを選ばれたなら、両方重ね着けしたときのキラキラ感にはうっとりしますよ~!シンプルでカジュアルな結婚指輪では、こうも婚約指輪との重ね着けを楽しむことはできないかもしれません。
そして、この重ね着けの機会は、お呼ばれ結婚式や子供のお祝い事、ちょっとしたパーティーなど、心がけていればけっこうあります!
見た目以外に、実用的なメリットもあります。まず、フルエタニティーよりもダイヤの数が少ない分、低コスト。そして、石のない部分を利用して、サイズ直しが容易にできます。
耐久性は?
一般的な結婚指輪に用いられる、プラチナやホワイトゴールドは、ダイヤモンドよりもやわらかい金属です!ですから、ダイヤがぐるっと覆っているエタニティーリングはむしろ、傷つきづらいとも言えます。
ただし、注意が必要なのは、落石。指輪に強い力が加わって、形がゆがんでしまった場合、ダイヤを留めつけている部分が緩む恐れがあります。そうなると、石がずれたり落ちたりしてしまいます。ゆがんだらお直しする、という手間とコストを惜しむ考えの方には、致命的なデメリットといえます。
弔事には着用できない?
ゴージャスなところが魅力のエタニティーリング、その輝きが場違いになってしまうシュチュエーションも考えらると、お悩みの方も多いようですね。
それほど大きな石のものでなければ、同カット・同サイズの横並びというデザインはとてもすっきりした印象ですので、それほど気になるものではありません。
どうしても心配なら、その時だけ外せばよいのです。もし指輪を外したくないのなら、ダイヤの付いている面ををくるっと手のひら側にまわせば、シンプルなリングに早変わり!
家事・育児に向くか?
ハーフエタニティーリング愛用中の筆者、実は一日中つけっぱなしにしています。前面には石が留めつけてある分、高さも出てしまうリングですが、手のひら側を若干薄くしてあるのも功を奏してか、それほど外したくなるような場面はありません。
リングの変形が心配になるほどの重いものを持つことは、日常的にはありません。入浴も、お料理・お皿洗い、お掃除も、つけたままです。
けれど、外すこともあります。それは、子供の肌に手のひら全体で触れる必要があるとき。特に子供たちが赤ちゃんだった頃の沐浴や、マッサージ。ボディーローションや薬を広範囲に塗る、などの時は外しました。そもそも力いっぱいこすり付けるような場面ではありませんので傷つけてしまうようなことまではないでしょう。それでも、バタバタしている中でもし痛くしてしまったらと心配で…。
とはいえ、自分のスキンケア時にはつけたままですが、実際に痛みを感じたことはありません。