結婚式は新郎新婦が主役となり、ゲストのみんなから祝福される場所。
主役の2人がおもてなしをするのはもちろんのことですが、結婚式を成功させるためには、友人たちの協力が必要不可欠!
今回は、大満足な結婚式を挙げるために、友人ゲストに依頼したい5項目をピックアップしました。
1.受付
挙式・披露宴の受付は、基本的に新郎・新婦の友人知人に依頼をして行ってもらいます。
新郎側と新婦側にそれぞれ2人ずつ受付係をお願いするのが一般的です。
受付での仕事は、主に
・ご祝儀を預かる
・芳名帳への記名をお願いする
・席次表を渡す
といった内容になります。
ゲスト全員への対応、金銭の取り扱いなどを行うので、人当たりが良く、もっとも信頼のできる人たちに頼むのがいいでしょう。
また、受付を引き受けてくれた人には、3,000~5,000円のお礼を渡すとスマートです。
2.友人代表スピーチ・余興
祝辞や乾杯のあいさつは、主賓や職場上司、親戚にお願いするため、友人の出番はないことがほとんど。
しかし、披露宴を盛り上げるためのプログラムとして、友人にスピーチや余興をお願いすることが多いです。
余興をお願いするのは心苦しい…というのであれば、お手紙やメッセージ動画などの手軽にできるものを依頼してみてはいかがでしょう。
余興を依頼するうえで注意しておきたいことは、最低でも3ヶ月前にはお願いすること、余興の場は披露宴なのか二次会なのかをはっきりさせること、この2点が大事です。
また、余興の内容もお祝いの席にふさわしいものにしてもらえるよう、確認しておくことを忘れずに。
下ネタや内輪ネタに走ってないか、冷静に判断しましょう。
3.二次会幹事・スタッフ
最近は二次会の幹事を引き受けるプロデュース会社に発注する人達も多いようですが、やはり2人のことを良く知る友人にお願いするのがまだまだ一般的です。
新郎側から数人、新婦側から数人の代表を決めて、グループで幹事の業務を行うのが主流のスタイル。
幹事が決まったら、本番までに、顔合わせ、会場の下見、プログラムの内容決め、等の打ち合わせが必要になります。
当日は司会進行や音響、受付・クロークのスタッフ、荷物の搬入など、仕事量も多く忙しい立場となるので、必要な人数をしっかり確認し、当日のお手伝い要因も事前に手配しておくのが望ましいでしょう。
二次会の幹事とは何度も打ち合わせを重ね、当日は会のことをお任せすることになるので、会費をいただくことはお断りし、お礼もきちんとお渡しするのがマナーです。
4.ブライズメイド&アッシャー
ブライズメイドとは、花嫁の付添人として、未婚の姉妹や友人たちが式の準備やアテンドをすること。
花婿側の同じ役割を果たす人たちのことをアッシャーと呼びます。
海外でのウェディングでは欠かせない演出の一つです。
仲良しグループのみんなにお願いをして、お揃いのドレスやブーケをもって並んでもらうだけで、とても華やかでフォトジェニックな雰囲気を作ることができます。
その他にも、花嫁入場の際にフラッグを持ってアテンドしてもらったり、バルーンリリースやフラワーシャワーの準備を手伝ってもらったり、式のプログラムに積極的に参加してもらうのも素敵な演出です。
結婚式に華を添えてくれる存在というだけではなく、大切な友人とともに人生最高の一日をつくることができるのが何よりの価値だと思います。
記念日をともに祝ってきた、イベントが好き、といったお友達がいる場合は、是非検討してみてください。
5.アイテムDIY
ハンドメイドが好きな人や、イラストを描くのが趣味の人をお友達にもっている方も多いのではないでしょうか。
そのようなお友達に、リングピローやウェルカムボードといったアイテムづくりを依頼してみるのも、素敵な結婚式をつくる演出のひとつになるかもしれません。
依頼をするときは、友人に無理をさせない気配りを忘れずに。
納期や費用等の負担は最低限におさえ、お礼の気持ちをプレゼントなどで表すようにしましょう。
また、結婚式を終えた友人がいる場合は、何かアイテムを借りて、サムシングフォーのひとつ、サムシングボローとして身に着けるのも素敵です。
もちろん、お友達の気持ちが第一ですから、無理にお願いすることは避けてくださいね。
どんな役割であっても、すべては友人たちの好意によって引き受けてもらうもの。
依頼する際はもちろん、式が終わった後も感謝の気持ちを忘れずに、きちんと伝えるように心がけましょう。
ここでの振る舞いが、あなたと友人との今後の関係を左右するといっても過言ではありません。
大事な友人たちと、最高の一日をつくりあげられるように、心配りを忘れないようにしましょう。