結婚準備中のプレ花嫁さん。義実家との調整に、モヤモヤしたお気持ちになっていませんか。あなたとパートナーの結婚を、お姑さん目線でとらえたらどうなる!?いずれ自分も姑と呼ばれる日がくるのかもしれないということを想像してみたことありますか?
かつて、彼はママの小さな恋人だった。
性別に関係なく、自分の子供は想像をはるかに超えてかわいい。というのは筆者の実感ですが、特に男の子はかわいいと言われています。
これは、男の子が赤ちゃんの頃から比較的甘えん坊だからかもしれません。女の子より素直でかわいい、そんな風におっしゃる方もいらっしゃいますね。
女の子は、小さい頃からどこか冷静な「女」の部分を持っているので、ママとは女同士分かり合える部分もありながら、潜在的なライバルでもあります。
男の子を育てるのは大変?
「一姫二太郎」という言葉をご存知ですか?最初の子供は育てやすい女の子、次は男の子がよい、という言い伝えのような慣用句です。
古くは、武家など跡継ぎとして男児の出産を望まれる家で、女児を産んだ母親へのフォローの言葉だったそうです。
家長制度がなりを潜め、男女平等社会の現代。まだこの言葉が生き続けているのはなぜなのでしょう。一説には、女の子は母親のお手伝いをしてくれるので、最初に女の子、次に男の子の順のほうが育てやすい、という意味だとも。また、男の子は女の子よりも病気になりやすい、怪我や事故にあうことが多いからだ、とも言われます。
統計データがあるわけではないのですが、「無鉄砲で危なっかしい、親に心配をかけるのは、女の子よりも男の子に比較的多い。」というのも、多くのママが実感していることでもあります。身体能力や身体つきからして、男女差があるのですから。
心配が尽きず手がかかるからこそ、母親と男の子の独特の絆が、より強くなるのかもしれませんね。
息子が幸せになる姿を見たい。同時に不安も…。
やっと大人になった息子が、パートナーを見つけてくれて嬉しい。けれど、一方で母親の心は休まらないようです。
手塩にかけて育てた息子を、結婚相手に選んでくれた女性のこと、ありがたく思わないことは無いのでしょうけれど…。Web上のQ&Aコミュニティサイトを少し覗いただけで、数々のお姑さんの嘆きが投稿されています。
「お嫁さんのいいように使われて、ふがいない」、「婚約者とその家族に気を使うばかりで、実の親には知らん顔でさみしい。」、「もう、息子は嫁にあげたものと思うことにするしかない。」などなど…。
きっと、お姑さんもはじめは不慣れなのです!時にはお嫁さんとの関係作りに悩み、疑心暗鬼にもなってしまうのかもしれませんね。
結婚準備中に、お姑さんの地雷を踏まないために。
あなたにとっては「ふたりの結婚式」であっても、親世代にとっては「両家の結婚式」なのだという認識を持っておく必要があります。
一生に一度の結婚式の会場選びや演出は、花嫁であるあなたの好みや理想通り、好きなようにしたいですよね。でも、それをあまりにゴリ押しすると、義両親には「自分たちはないがしろにされている」というサインとして受け取られる危険性も。
そして前述の通り、花婿である息子と独特の愛着でつながっているお姑さんは、そこから一歩進み、「息子は大事にしてもらえてないんじゃないかしら?」「こんなにわがままなお嫁さんと結婚して、息子は幸せになれるかしら?」と、どんどん不安になってしまうようです。
同じ女性の先輩として、敬うことができますか?
以上のような、お姑さんの母親としてのお気持ちを、時には想像してみて下さい。
「不安になる?うちのお義母さんは、こんなしおらしい人じゃない!」そう思っているプレ花嫁さん、すでに嫁姑の気持ちのすれ違いの種が、あなたの心に根を下ろし始めているのかもしれませんよ。
同じ女性として、家族として、協力し合える関係を目指せたら素敵ですね。主張が対立しそうな時には、たとえば3つ要求したいところを、そのうち1つ譲るなど、具体的に相手の気持ちを思いやっている姿勢を見せることも必要かもしれません。
いずれ、あなたも通る道。あなたは、将来どんなお嫁さんに来てほしいですか?