一番早いものは生後2ヶ月から始まる予防接種。接種時期が決まっているので、体調不良などで延期になってしまことが続くとあとあと大変なことに。
ここではできるだけ延期しなくて済むため、また接種会場で慌てないための準備についてお話したいと思います。
まずは病院を決めて予約
予防接種の開始時期が近づいたら、まず予約を取りましょう。
病院によって診療時間内に予防接種も行っているところと、お昼の休憩時間などを利用して一般の診察とは分けているところがあります。また、前者には診察と予防接種とで待合室を分けているところとそうでないところがあります。
ご自分と赤ちゃんにとって都合のいいところを選びましょう。
小児科デビューが予防接種という方も多いでしょうから、動ける妊娠中に病院の評判など情報を集めておくといいかもしれません。
また、秋口になるとインフルエンザの予防接種が始まり予約が込み合いますので注意です。これも病院によりますが、何日前から予約できるがが違いますので、あらかじめ確認しておいて早めの予約をお勧めします。
予防接種の前後は、ゆっくりと過ごしましょう
赤ちゃんは自分で体調管理ができません。接種の前後は遠出など疲れてしまうようなことはできるだけ避けましょう。もちろん普段どおりのお買いものやお散歩は問題ありません。
お気に入りのオモチャと飲みものを持って
いつもと違う雰囲気に緊張して赤ちゃんがぐずってしまうかも。そんなときにお気に入りのオモチャがあれば安心です。オモチャを選ぶときには周りの迷惑にならないような音がしないものを選ぶようにしましょう。
また、接種後の水分補給用に飲みものも忘れずに。母乳の方はもちろん母乳で構いません。
時間に余裕をもって出かけましょう
早めに着いて場に慣れることも重要です。また、夏など暑い中を移動した際にはクールダウンする時間が必要です。体温調節が苦手な赤ちゃんは外気の影響を受けやすいもの。赤ちゃんの平熱は大人よりも高めなので37.5℃を超えてしまい接種が受けられないということにもなりかねません。
ちなみに、私はこの失敗をして接種できずに帰宅せざるを得なかったことがあります。
せっかく準備万端で行ったのに受けられなかった、ということがないようにしたいものです。
「痛くないよ」はNG!
注射です。痛いです。嘘はいけません。
「痛いけど、病気にならないようにするために大事なことだよ。頑張ろうね」などの声掛けをしてください。
その場しのぎの嘘をこれから幾度もある予防接種の度についていては親子関係も悪くなってしまいます。
子どもの健康を守るために大事な予防接種です。どうせならスムーズにストレスフリーに進めたいものですね。