年上旦那の教育ノウハウまとめ。試される嫁力!

3,556 views

年上の旦那様と結婚する女性が増えてきましたね。年齢差は気にならないと感じるご夫婦は多いですが、その裏で「自分は年下だから」と我慢していることはありませんか?

年上の旦那さんであっても、自分の気持ちを上手に伝えることが大切。

時には旦那さんを教育する必要も。年下嫁として底力をつけましょう!



手綱しっかり引いてる!?お金編

年上の旦那さんだと、なかなか自分の意見をいうのが難しい時があるかもしれません。
生活の様々なところでそれを痛感しますが、特にお金が絡むとどうしても旦那さんの意見を優先させてしまいがち。
もちろん、夫婦で話し合った結果でそうなるのであれば全く問題ないのです。

問題となるのは、夫婦の話し合いなく夫が勝手に財布を握ること。ここでポイントなのが、『勝手に』というところです。
女性の中には、金銭管理がさほど得意ではなく夫の方が上手に管理できるという人もいるでしょう。
逆に、夫よりも妻の方が家計管理が上手だという家庭もあります。大事なのは、どちらがメインで家計を管理するかということ。

家計の管理は夫がするかもしれませんが、その収支はきちんと把握しておきましょう。自分が管理するときはなおさら。
お金の管理はシビアな世界。収支が合わないと信用問題に発展することも。まずは夫婦でしっかりと月毎の収支の計画を立てて。

生活に関しては、女性の方が強いかもしれません。
家計の管理は夫でも必要な生活費をきちんと割り出し、なぜこれくらい必要なのかも説明できるようにして。

そして大切なのは、相手を立てつつ自分の意見をはっきりと伝えること。
年上だと、こちらに意見を聴くことなく進められてしまいがちですが、女性がうまく手綱を引くようにして。
表向きで管理しているのは旦那であっても、その使い道やその中からのお小遣いなど、細かな点を把握しておくようにしましょう。

また、貯金に関してもきちんと把握しておいて。
どちらが管理するにせよ、家事を担う割合の多い女性がお金の流れを把握しておくことで、節約に繋がったり確実な貯金に繋がります。
手綱というものは、握っているだけでは意味がありません。うまくコントロールしていく必要があります。

年齢差にもよりますが、年上旦那だとやはり男性の意見が優先されるようです。
そうすることで男性は、自尊心を保っていると言われています。
しかし度が過ぎると、相手の意見を聴くことなく独断で物事を運ぶようになり、独裁者のようになります。
そうならないためにも、手綱のコントロールが必要なのです。

男性は女性の意見を聞く・聞き入れるのが苦手かもしれません。
二人で話し合いをしても男性に押し切られてしまうことがあるでしょうか?

女性が高圧的な言い方をしなくても、男性が高圧的だったり最初から聞く耳持たずのときもあります。
そうしたときは、少し距離を置いて観察しましょう。
相手がリラックスしている時間に、落ち着いて話しかければよい話し合いができるかもしれませんよ。

手綱しっかり引いてる!?家事編

家事は女性の仕事で、台所へは入らないという旦那様も多いのでは?その考えは今の時代は通用しませんよ。
夫婦共働きも多くなっている現代では、女性は家庭を守り家事に勤しむという昔からの教えが当てはまらない家庭も多くなってきました。

しかし旦那さんが年上だと、家事を全くしない・すべて女性に頼りきりということもあるようです。
これは男性の『甘えたい』という気持ちや『男性優位』の考えを行動で示していることのなります。
夫婦は対等の関係。どちらが偉いということはありません。
現代には現代にあった夫婦スタイルを確立する必要があります。

共働き家庭では特にそうですが、男性にも家事を手伝って欲しいという女性は多いんです。
しかし、男性は女性よりも家事は苦手なよう。失敗もするでしょう。
そうしたとき、やり方を批判したり、途中で仕事を取ったりしては、男性の顔が立ちません。

家庭がうまくいくコツは、男性を立てつつ裏では女性が手綱を引くこと。
それは家事面でもそういえます。初めは誰でも失敗するもの。
でもそこで諦めて『私がやるからいいわよ』という態度をとってしまうと、旦那さんはへそを曲げます。
段取りが悪くても、目をつむって。感謝を伝えて褒めるようにしましょう。
慣れない家事を手伝ってもらうために夫を鍛えるんです。

もちろん、どうしても無理な人もいますよね。帰宅が遅くて出勤が早い人などは家事の手伝いをしている時間もないでしょう。
そういうときは、休みの日に一緒に家事をするようにしてみて。
女性が家事をやって当たり前という気持ちを持たせないことが大事。
協力してもらったら感謝を伝えることを忘れないで。感謝されて嬉しくない人はいないでしょう。夫婦であれば特にそうです。

感謝されると、またやろうかなという気持ちにもなりやすくなります。
それが続くと、家事をやることが苦ではなくなる。
男性は家事に対して苦手意識を持っていることが多いので、その苦手意識を軽くすることで家事の協力を期待することができるでしょう。

家事は女性の仕事と考え、最初からまったく協力してくれないときもあります。
亭主関白のような男性は手ごわいですよね。
そのような場合には、無理強いしないこと。でも絶対にあきらめないこと。

最初は誰にでもできると思うことから頼んでみましょう。
洗濯物は、洗濯機の近くに置いてもらうとか、食器の片付けなど、子供でもできるようなことからお願いしてみるのはいいでしょう。

忘れないでほしいのは、「やってもらって助かった」という気持ちを持つことです。

手綱しっかり引いてる!?育児編

子供が産まれることは家族に大きな喜びを運んできます。
父親になると、今までよりもしっかりしなきゃという意識が生まれ、母親になると、命を掛けて愛する子供を守りたいと思いますよね。

出産はライフイベントの中でも命懸けの大仕事。
出産したら妊娠は終わりを告げ、育児は始まりを告げます。

女性はしばらくの間は仕事はお休み。育児に専念するでしょう。
育児休暇では産後8週間は、仕事をすることを禁じられています。
退職した人であれば、保育園へ預けるまでの期間や中には学校へあげるまでの間は育児に専念したいと考えるでしょう。

では、父親はどうでしょうか?男性も育児休暇を申請することができますが、その取得は難しいようです。
また今までは妻も仕事をしていた人は、妻の収入がなくなることになるので自分の給料をあげる必要も考えるかもしれません。
家族よりも仕事を優先させてしまうかもしれませんね。

育児は夫婦で行うもの。『参加』するのではありません。『二人で協力』する必要があります。
もちろん、女性にしかできないこともありますよね。
母乳育児であれば、授乳は母親の仕事。でもそれ以外のほとんどは、父親でもできることなんです。

仕事から帰ってきて疲れているでしょう。すぐに休みたいですよね。
でも、日中育児すべてが母親の肩に乗っかっているんです。
それを考えると、少しは育児に協力しようと思えるのではないでしょうか?

しかし頭ではわかっていても、動けないこともありますよね。
ポイントは女性が上手く夫を頼ること。そして動かすことです。
『やってよ』という態度ではなく、『やっと欲しい』とお願いするようにしてみて。
できれば一緒にやるのがベスト。

初めての子供であれば、パパもママも初めての体験。
お風呂だってオムツの交換だって、最初は上手くいかないもの。だから協力が必要なんです
男性は上手くいかないとすぐに諦めてしまうかもしれません。
時間的にママよりも不利だからです。でも、そこで諦めないで。
何度も何度も挑戦してもらうようにしましょう。そして、上手くできなくても責めない、怒らない。
褒めて伸ばすのが鉄則です。

育児の喜びを共有するようにしましょう。
子供の成長をうれしいと思う気持ちは、父親も母親も変わりません。
長い時間を一緒にいる母親は特に喜びが大きいでしょう。
その喜びの気持ちを、夫に押し付けるのではなく、「共有」するのです。

言葉で伝えるのが難しいと感じるのであれば、子供の寝顔の写真などをとり、見せるのもよいでしょう。
育児に関して、自分が全部やっているという感覚に陥るときがあるかもしれません。
そうしたときに助けになるのが夫の存在。
育児に関しては何でも夫と話すようにしてみてください。

夫婦のコミュニケーションとは

コミュニケーションとはなんだと思いますか?
二人で話をすることがコミュニケーションでしょうか?
時々デートすることがそうでしょうか?

コミュニケーションの定義は、「人間の間で行われる近く・感情・思考の伝達」とされています。
しかし、この定義だけのコミュニケーションでは、伝達が不十分。
伝達だと、一方通行でもよいわけです。相手に届けばよいわけですから。

しかし、大事なのはもっと深いコミュニケーション。
意思の疎通・心や気持ちの通い合いです。
夫婦間でこれは本当に大切なことです。

相手と心が通じあっていなければ、寄り添う事は難しいですよね。
夫婦は時に言い合いになることもあります。ケンカもあるでしょう。

ここで少し考えてみてください。
一方通行のコミュニケーションだったら、言い合いになるでしょうか?
ケンカになるでしょうか?
一方通行であれば、片方はただ伝達し、片方は聞いているだけの状態。
その状態では言い合いにはなりません。
相手の話を聞いているから、言い合いになったりケンカになるんです。

深いコミュニケーションをとるためには、普段から何でも話し合える関係を作ることです。
それには長い時間がかかるかもしれません。
結婚してすぐの夫婦より、ある程度の期間を過ごしている夫婦の方が、普段の相手の様子や話の傾向などを理解しているでしょう。
それだけ、一緒の時間を過ごしているからこそわかるのです。

しかし、時間の長さだけでは深いコミュニケーションとは言えませんよね。
意志の疎通が大切。つまり、相手としっかり向き合い話をするということです。

普段の生活に、夫婦で色々な話をする時間を作っているでしょうか?
それとも必要な話の時だけ会話があるでしょうか?
何気無い相手の話もきちんと聞いているでしょうか?
聞き流してはいませんか?
男性は自分の話をあまりしたがらないかもしれません。さらに、女性の話を聴くのは苦手なよう。
女性は話をするのが好きな人が多いようですね。
でも、友達と楽しくおしゃべりをするのは好きでも、旦那と話をするのは苦手という人が多いんです。

苦手という意識をすぐに変えるのは難しいですよね。
まずは、挨拶を習慣づけることからチャレンジしてみて。
次は短い会話をすること。
それを繰り返していくうちに、会話をすることが苦手ではなくなりますよ。
夫婦だと大事な話もしますよね。
挨拶も短い会話も大事なコミュニケーション。
日頃のコミュニケーションの積み重ねが深いコミュニケーションへと繋がるのです。

親との距離感も大切に

結婚とは、当人同士だけの話ではないもの。家族の繋がりが生まれます。
自分の家族と相手の家族が親族関係になります。
実親との付き合い方や距離感、義親との付き合い方など今までは考えなくて良かったことも考えなくてはいけないですよね。
特に女性であれば、自分の親との距離感が大切になります。
結婚後も自分の親ばかりのことを考えているのであれば、義親も夫もよい気分はしないでしょう。
波風をたたせないようにないよい関係を築くには、実親も義親もちょうどいい距離感を保つこと。そして可能な範囲で義親を立てることを覚えて。

自分の年代では「旦那の家と結婚した訳じゃない」という考えが多くても、親世代はその考えには同意できないことも。
年代によって考えがいろいろとあるのは仕方のないことです。上手く立ち回るには、郷には郷に従え。義理の家を立てることも大切です。

実はそれ、夫婦仲にも影響することなんですよ。特に旦那さんの家を大事にすること。
もちろん、義理の親より自分の親ですが、義理の親を立てることをお忘れなく。根に持たれると大変。
後々苦しむことになるのは自分なのです。自分の親との上手に付き合うには苦労はないかもしれません。

しかしながら、独身の時と同じような距離感ではいけませんね。
別世帯となり家庭を持ったのですから、適度な距離感が大切。
どんなに近い場所に住んでいても、たまに顔を見せるくらいの距離感が良いようです。

実家と義実家だと、どうしても義実家のほうが足が遠退きますよね。
であれば、季節のご挨拶は欠かさずに。物を送るだけではなく、メッセージカードを入れると良いかもしれません。
近況報告は大事ですよ。気遣いの言葉を忘れずに。小さな心遣いが大切です。

自分の親を大切に思う気持ちは当たり前の感情です。しかし男性の場合はそれが極端になると「マザコン」などの言葉にまとめられてしまいます。
女性だって、自分の母親・父親ばかりに気を向けていると「なんで結婚したのか?」と疑問をかけられることにも。
自分と親との距離感、夫と親との距離感は必ずしも同じとは限りません。
しかし覚えていてほしいのは、夫も妻もそれぞれの家から離れて、一つの家庭を築いたということ。
それは同居であっても変わりない事実です。

ですから、メインはあくまでも自分の家庭。
親との距離感が近すぎると、夫婦の気持ちはどんどん離れてしまいます。
夫婦の絆を強めつつ、親との関わりも適度のものにできればいうことなしですね。

こんな記事も読まれています