妊婦さんが鞄などにつけてるマーク知ってますか?
マークの意味や、使い方についてまとめてみました。
マタニティマークとは?
厚生労働省が、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指し、「マタニティマーク」として発表したマークのことです。
妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。
マタニティーマークの配布場所
・鉄道会社の窓口
・(地域によっては)自治体で母子手帳と一緒に配布
・たまごくらぶの付録
・マタニティマーク普及委員会のホームページ
などです。
マタニティマークの使い方あってますか?
マタニティマークを、「妊娠しているから席を譲ってください。」という優先マークや、「妊娠しました」の幸せアピールだと思っている方もいるようです。
妊娠初期などは、まだお腹が目立たないので、体調不良で倒れてしまったときなど、対応してくれた人に妊娠中だとわかるようにする目印です。
目印があることで、緊急時救急隊の方が赤ちゃんに配慮した薬や処置を選択する事が出来ます。
つわりがひどく、貧血を起こしやすい方は、特に身に着けるとよいでしょう。
マタニティマークの危険性
近年、マタニティマークを付ける事によって、危険な目にあっている妊婦さんも多いとか。
交通機関では、優しく席を譲ってくれる人たちが多いとは思いますが、中には「席を譲ってもらって当たり前」という考えの妊婦さんもいるためか、暴言を吐かれたり、嫌味を言われたり、中でも酷いのでは、おなかを蹴られたりする場合もあるとか。
また、妊活中の方たちにとっては、不快なマークだという声もあるようです。
マタニティマークの必要性
妊娠初期、悪阻や貧血、流産の危険があります。
わかりづらい時期だからこそ、緊急時に備えてマタニティマークを付けてといいでしょう。
マタニティマークは、交通機関なので席を優先してもらえる目印ではないので、「優しくしてもらって当然」という態度ではなく、感謝の気持ちを忘れず、言葉で伝える事が大切ですね。
お腹の赤ちゃんにも、伝わるはずです。