娠検査。楽しみの一つは、赤ちゃんの成長が分かる超音波写真(エコー写真)ですよね。
年々、精度もあがり、3Dだけじゃなく、4Dで、リアルな赤ちゃんが見れます。
超音波写真(エコー写真)に書いてある、記号。
どんな意味があるか知っていますか?
超音波写真(エコー写真)について、簡単にまとめてみました。
超音波写真(エコー写真)とは?
赤ちゃんの成長だけでなく、正常に妊娠しているか、障害や病気の可能性、母体の状態などを確認することができます。
超音波写真(エコー写真)の種類
・経膣法:妊娠初期~12週ごろまで、膣内に入れて検査する方法です。心拍の確認などをします。
・経腹法:妊娠12週からお腹に器具をあてるエコーに変わります。胎児の全長・頭や足の大きさを測ったり、胎児の臓器・骨格・胎盤の状態を確認できます。
・3D、4D:立体的な胎児が映るエコーです。胎児の状態は見る事ができないようなので、他のエコーと併せて使用されます。
超音波写真(エコー写真)の記号
+、×マーク:先生が、赤ちゃんの長さなどを測るときに使うマークです。
AGE : 検査日時点の妊娠週数。最終月経をもとに算出します。
GS : 妊娠初期に赤ちゃんが入っている袋の大きさ。子宮内に胎嚢が見えるかで、妊娠確定します。
BPD : 頭の一番長い横幅
APTD : 赤ちゃんのおなかの前後の長さ
TTD : 赤ちゃんのおなかの横幅の長さ
FL : 大腿骨(赤ちゃんの太ももの骨)の長さ
EFW : BPD、APTD、TTD、FLの数値から推定体重を算出
EDC : 出産予定日(DELと表示されることも)。赤ちゃんの大きさで検診の度に変わることも度々です。
A×T : APTD×TTD 腹部の面積に相当する。
AC : 赤ちゃんのおなかのまわりの長さ。APTD、TTDとともに、おなかの発育具合を見るときに測ります。
CRL : 赤ちゃんの頭からおしりまで。出産予定日の算出に使用するようです。
AFI : 羊水量を表す。子宮内を4分割し、各領域の羊水の深さ(cm)を足したもの。
病院によって、使用している機械が違うので、表示も様々で、すべてが出ているわけではありませんが、このような内容が表示されています。
ご参考まで。
超音波写真(エコー写真)の保存方法
超音波写真(エコー写真)は、感熱紙でできているので、熱や日光にとても弱いです。
スキャナーで電子化、デジカメで写真撮影、フォトブックやアルバムにするなど、大事に保管したいですね。
ただし、ラミネートパウチ加工や、コピーをすると、真っ黒になってしまうことがあるようなので、要注意です。
メディアにしてもらおう。
病院によっては、超音波写真(エコー写真)検査時に、CDRや、DVDのメディアに焼いてくれるところもあるようです。(別途料金が発生する場合もあるようです)
超音波写真(エコー写真)ではわからない、心臓の動きなども保存できるかもしれません。