冒険物や知識欲を満たし、子どもの興味を惹くように工夫されている読み物がたくさん出版されています。
「絵ばっかりの本なんて!」「マンガはちょっと」という親御さんでも、一緒に読んでみるとおもしろさを再発見できるかもしれません。
図書館や書店で高学年向けの図書リストが紹介されていることが多いと思います。
そういうものを参考にしてみると、自分の世界が広がっていいですね。
「マジック・ツリーハウス」シリーズ
メディアファクトリー
メアリー・ポープアズボーン 著
食野雅子 訳
北川景子さん、芦田愛菜さんらが声優を務めたアニメ映画の方を先に観ていて、あとから原作を読みました。
主人公は9歳の兄と7歳の妹なので高学年が読むには幼いかもしれませんが、描かれている世界はスケールが大きくて壮大です。
冒険のワクワク感やスリルが詰め込まれた作品です。
2015年春現在、37巻まで出版されています。
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「名探偵コナン理科ファイル」シリーズ
小学館
原作 青山剛昌
監修 ガリレオ工房
コナンくんや仲間たちが出てくる学習マンガなのでとっつきやすいです。
内容も子どもの興味を引き、一度さらっと読んだだけでも意外と記憶に残っていて、学校の授業で「コナンくんのマンガに書いてあったことだ!」と気付くそうです。
「ドラえもんの学習」シリーズ
小学館
歴史学習マンガです。
コナンくんと同様、ドラえもんなので大変読みやすいです。
歴史は想像力が働かないとなかなかとっつきにくいのではないかと思うのですが、絵を目で見るので印象に残りやすいです。
虹色ほたるー永遠の夏休み
アルファポリス
川口雅幸 著
ノスタルジックな表装に惹かれて購入しました。
ドラマチックで小学生に大変読みやすいと思います。
好みがはっきりしてくる年代ですが、マンガだけではなくて心が豊かになれる小説も読んでほしいなと思います。
学習にも情操教育にも
読んでほしい本、子どもが読みたい本、たくさんあり過ぎて時間が足りない毎日です。
読書、特に活字が苦手なお子さんでも、学習マンガでしたらおなじみのキャラクターが登場してとってもおもしろいですよ。
さらっと読んでそのまま本棚に入れっぱなしの本でも、意外と心のどこかに残っているみたいです。