少しはラクになるかも!?わがままな子どもをしつけする5つのコツとは?

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子どもは早くて2歳ごろから自己主張が強くなって来ます。
これまではなんでも言うことを聞いてくれて、可愛かったのが嘘のようにわがままになり、ついイライラして怒鳴ってしまうことがありませんか?

成長過程の一つとはいえ、毎日大変ですよね。
そこで、どのようにしつけをしていけばよいか、少しはラクになる方法をご紹介したいと思います。


子どもの作戦だと思ってみる

子どもはみんな素直なものです。
わがままばかり言ってママを困らせるのも、素直だからかもしれません。

家事あるいは仕事と、ママは忙しいものです。そんなとき、子どもをつい放置してしまう時間や、適当な返事をしてしまうことがありますよね。

子どもがわがままを言って大騒ぎをしたり、いたずらをしたりしたとき、叱ってしまうことはありませんか?
そうすると「騒ぐとママが自分の方を全力で向いてくれた」と思うことがあります。

子どもは、どうしたらママが自分をかまってくれるか考えています。

素直な子供は、自分が経験した方法で、ママに振り向いてもらおうと頑張っているのかもしれません。

そう思ってみたら、わがままも少しだけかわいく見えてきませんか?わがままは、ママの気を引くための子どもの作戦と思って、少し自分のイラッとした心を落ち着けてみてください。

大声には小声で

大声で泣き叫ぶ子供に大声で「静かにしなさい!」と対応してしまうと、ある意味、子どもの思うツボなのです。

そんな時こそ、自分のイライラをぐっとこらえ、子どもの正面から小声で子どもに少し長めに話かけてみてください。大騒ぎしている子供は、もちろんママの小声は聞こえません。
でも、正面から話しかけることで、何かを話していることはわかります。

すると、ママが何と言っているのか聞こうと静かになることがあるのです。

あまりに興奮状態の子供には効かない手ですが、時々使ってみると効果があるかもしれません。

時間が解決してくれる

わがままが始まり、大声で騒ぎ始めてしまったとき、もし家の中で、多少騒いでも大丈夫な環境でしたら、思い切って一度放置してみるのも一つの手です。

わがままで自分にかまってほしい子供にとって、放置されてしまうということは一番悲しいものです。

しばらくは大騒ぎしているかもしれませんが、少しすると冷静になって静かになったりもします。

しかし、急に放置しては子供が混乱するだけですので、「騒いでたらお話もできないから、落ち着いたらお話しようね」と伝え、少し離れてみてください。

子どもが冷静になる時間をあげて、自分で感情をコントロールする練習にもなります。

子どもが落ち着いたら、叱るのではなく子どもの言い分を聞いて、きちんと説明してあげると良いでしょう。

親がわがままに負けてしまいそうなのを隠す

忙しい時や外出先などで子どものわがままが始まると、親はその場をおさめるために、つい子どもの要求をのんでしまうことがあります。

いつもはダメだと言っていることを、親の都合で時々叶えてしまうと、子どもは混乱したり、わがままを言ってみたら通るのではないかと思い、わがままを言ってみるようになってしまいます。

いつも、スーパーでお菓子は買わないと言っているのに、「欲しい、欲しい!」と騒がれてしまうと、しぶしぶ買い与えたりしていませんか?

理想論では、「親はぶれない」のだと思いますが、やはりその場で大騒ぎされたら大変な時もありますので、現実問題、妥協してしまうこともありますよね。

そんなときは、「わがままが通ったのだ」と子どもに認識させないように声かけしましょう。

例えばお菓子を買ってほしいと言われたとき、その日外出先で静かに待ち時間を過ごせたとしたら
「いつもは買わないよ。大人しくしてたから特別に買ったんだ
よ。」
など、わがままを言ったから叶えてもらえたと思われないように説明してあげましょう。

仕方なく子どものわがままに折れるときは、子どもに、「わがまま=要求を通す手段」という印象を与えないように頑張ってみてください。

役割分担する

ママは子どもと過ごす時間が長い分、わがままを叱る役割を担うことが多いものです。

休日などパパとママが一緒の時にわがままが始まった時にも、わがままを諌めるのはママが良いでしょう。

いつもわがままにダメと言っているママの言葉は、子どもにとって「またか」という具合に軽くなってしまっている可能性があります。
そこで、ここぞというときにパパが登場してみてください。いつもダメだと言わないパパの言葉に、子どもは「あ、ほんとうにダメなんだ」と思うものです。

ご家庭によって役割分担は様々だと思いますが、全員がガミガミ言う役割になるより、一人切り札役をつくっておくと、子供に響きやすいかもしれません。

ママはちょっと損な役回りですが、子供はきっとママの愛情をわかってくれています。

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