検査薬で妊娠が確認できてから、すぐにお腹が大きくなるわけではありません。
少しずつ、お腹の中で子宮が成長し、赤ちゃんが成長することによってお腹が大きくなっていきます。
個人差があるとはいえ、自分のお腹の大きさは人と比べて大きすぎる?小さすぎる?と、妊婦のみなさんが悩んでいます。
そこで、妊娠月数ごとの画像で、みなさんがだいたいどのくらいのお腹の出方になっているか見てみましょう。
妊娠3か月 10w4d
つわりもピークになっている、妊娠3か月のころ。
11週の胎児の大きさが、頭殿長(頭からお尻までの長さ)が6㎝。
体重が20g程度。
明らかな外見の変化は見られないけれど、人によってはお腹がふっくらしてくることもあるそう。
この方も、この時で妊娠からプラス0キロと、変わらない体重ということですが、少しお腹まわりがふっくらしてみえます。
妊娠5カ月 19w6d
安定期に入った5か月。
19週の胎児の身長は25㎝、体重が250g程度。
子宮底長(恥骨の結合部分から子宮の上までの長さ)は15㎝ほど。
この頃になると、仰向けで寝転がって、お腹をさわってみても膨らみがあるのが分かります。
この方も、ふっくらとした丸みが出てきたのがみてとれます。
妊娠7か月
今までのお腹の大きくなるスピードがぐんと早くなるころです。
27週の胎児の身長は36㎝、体重が1100gほど。
子宮底長は24㎝ほどになりました。
お腹が大きくなることによって、動悸がしたり、しゃがむなどの姿勢がとりにくくなってきたりします。
この方のお腹の大きさも、どこからみても妊婦さんのお腹になっています。
妊娠8か月
いよいよ後期に入ってきました。
31週の胎児の身長は40㎝、体重が1500gほど。
子宮底長は28㎝ほどになりました。
胎動もどんどん激しくなり、お腹も誰がみても妊婦のように。
どんどん出産が現実味をおびてくるころです。
この方のお腹も、おへそがひっくり返るくらいの大きさにまで成長しました。
妊娠10か月 39w
37週に入れば、正期産といい、もういつ産まれてもいい時期に。
39週の胎児の身長は50㎝、体重が3000gほど。
子宮底長が35㎝ほどになりました。
もうこの頃には出産する方もちらほらと見えます。
胎児の大きさも、産まれてくるころの大きさになってきました。
この方のお腹も支えが必要と思えるくらい、前に前に出てきています。
ちょっとお腹の位置が下がってきたことにより、胃への圧迫感が少なくなります。
このお腹の大きさとも、もうすぐさようならの時期です。
いかがでしたか?
今回は同じ方のお腹の大きさの推移をご紹介しましたが、やはり個人差があるので、ほとんど目立たないまま出産する方も中にはいます。
でも、お腹の大きさで胎児の大きさが決まるわけではないので、心配しすぎないようにしてくださいね。