こんな言葉、子どもには良くない!言ってはいけない5つの言葉。

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日頃のイライラが募って、普段は言わないようなきつい言葉を言ってしまったことのある方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

子どもが萎えるような言葉はなるべく使いたくはないですよね。

日常てつい言ってしまった言葉が、子どもにはどのような影響を与えるのか、ご紹介したいと思います。



言う通りにしなさい

子育て中のママは、たいてい、子どもが言うことを聞いてくれないことにイライラしますよね。
それはダメ!これもダメ!と日常の細かなことで、ママの言う通りにさせようとするのは、『あなたの考えることに価値がない』というメッセージになります。そのメッセージを受け続けていると、『自分は何も考えないほうがよいのだ』と思うようになり、自主性の欠けた子どもになってしまうようです。

『どっちがいい?』『どうしたらいいと思う?』『自分でやってみよう!』などと子ども自身に選ばせることで、自主性が出てきます。

ちゃんとしなさい

『ちゃんと座りなさい』『ちゃんと歩きなさい』など、しつけの面で、『ちゃんと』いう言葉を使うことが多いかもしれません。
しかし、子どもには『ちゃんと』いうのは、いったいどう言うことなのか、分からないのです。
それを言われ続けると、子どもは、常に自分は何かができていない、何か間違っているんだという、不全感を持ち続けることになるようです。

どんな行動をすればいいのか具体的に伝えて、結果を認めてあげましょう。

そんなことするのは悪い子だ

子どもが物を投げたときや、人を叩いたとき、『悪い子だ』と、言ったことはありませんか?
『悪い子』といった人格を否定する言葉は、子どもの中に罪悪感を植えつけることになるそうです。

子どもの人格を否定せず、『こうするといいよ』などと、行動の間違いに気づかせる言い方をするとよいでしょう。

ごめんなさいって言ったら許してあげる

ママ自身が子どもに、『ママ嫌い』といった言葉で傷つけられたり、ママの気持ちを逆なでする言動を子どもがとったりしたとき、思わず、『ごめんなさいを言えたら許してあげる』と口走ることがありませんか?
これは、『あなたがごめんなさいを言いさえすれば、私の気がおさまるのよ』という気持ちで子どもに無理に言わせようとしている以上、子どもは反省することを学べません。

『ごめんなさい』を言わせようとするのではなく、『そういうことをして、ママは悲しかったよ』など、自分のしたことがどういうことなのか、子どもが振り返ることができるように話をすると良いでしょう。

人に怒られるよ

公園や買い物の途中など公共の場で、子どもが迷惑な行動をとってしまったり、ルールを守らなかったりすることがあります。すぐにやめさせたくて、『あそこの人に怒られるよ』『お店の人が怒りに来るよ』などと、言ってしまうこともありますよね。

こう言われた子ども自身が、人の目を気にするようになり、人にどう評価されるかが大事なんだという考え方を生みます。
さらに、人が見ていなければ、やってもいいんだ、という考えにも至ってしまうのです。

公共の場での言動を注意するときは、『静かにできないから、外に出ようね』『ここは、皆で仲良く使う場所だから、まだそれができないのなら、帰ろうね』と、冷静に対応して、その場から離れることをお勧めします。

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