離乳食を全然食べなくて、おっぱいやミルクばかり。
栄養面はもちろんのこと、ママの体や心のケアも必要になります。
「いつか食べるようになる。」
と言うけれど、ママは真剣に悩んでいます。
断乳でママの気持ちは大きく変わるハズ。
そんなママを応援します。
友達や周りの人に断乳することを宣言する
まず、始める時期は春か秋がオススメ。
夏は汗をかき水分が足りなくなると赤ちゃんの体調が心配。
冬は風邪を引きやすいので、断乳期間に体調を崩してしまうことも。
年齢の目安としては1歳半から2歳頃。
断乳期間として3日間は覚悟しましょう。
赤ちゃんによっては長くなることもあります。
断乳は「絶対に授乳はしない強い意思を持ち続ける」ことが大事。
その為にも、友達や身近な人に断乳することを宣言しましょう!
宣言することで、周りの人から「頑張って!」と応援してもらうことによって、やらなきゃ!という強い意志が生まれます。
赤ちゃんにとってもママにとっても、断乳は一大イベント!
乗り越えるためには、身近な人の協力が必要不可欠です。
絶対に食べるものを1つは見つけておく
筆者の子供は、断乳前までうどんしか食べませんでした。
野菜はもちろん、パンも果物も肉もダメ。牛乳も嫌い。
ほとんどおっぱいで、「自分はダメな母親だ」と思ってしまうことがありました。
ですが断乳後は徐々に食べるようになり、自分の体も心もラクになりました。
断乳はある程度離乳食を食べている子が始めること、と育児本には書いています。
でも、食べない子は…?
断乳しちゃいけないの?と思いますよね。
始めていいんです。
私は保育士さんの「食べれるものを食べてたら大丈夫だよ。」の一言でかなり救われました。
うどんだけでもいい。
お腹がすいたら絶対に食べるようになる。
おやつもあげる。
水分はかかさずに。
これで乗り切りました。
大丈夫です。ひとつで良いんです。
もちろん推奨されることではないかもしれません。
悩んでるママさんに、こんな断乳方法もあるんだと思ってもらえれば幸いです。
なるべく外に出る
断乳期間中は、赤ちゃんとママとの我慢対決。
もちろん赤ちゃんにとっては、いつものおっぱいがないことで大泣きで訴えてくるでしょう。
家の中にいると、根負けして授乳してしまう可能性もあります。
失敗すると次の断乳まで2~3ヶ月はかかると言われています。
ママと赤ちゃんの気分転換も兼ねて、お出かけしましょう。
もちろん水分補給は忘れずに。
ごはんとおやつも持っていきましょう。
家の中でも気がまぎれる方法があれば、大丈夫です。
とにかくイライラしてしまいそうになりますが、これを乗り越えれば確実に育児はラクになります。
絶対に成功させる!という強い気持ちで挑みましょう。
寝かしつけには自分に合った方法を
添い乳で寝かしつけをしていたママにとっては、一番不安に思うことだと思います。
筆者の場合は、ずっと添い乳で寝かしつけをしており、おんぶや抱っこから寝かせることができず、一晩おんぶしながら乗り切りました。
いつもよりも寝不足になりイライラするので、昼間に夫に1時間任せて昼寝をしたり、寝かしつけをお願いしてみたり、とにかく頼りました。
昼寝をしておくと夜も乗り切れます。
できるだけママに休む時間がとれるように、周りの人のサポートを頼ってくださいね。
断乳後は母乳外来でケアを受ける
毎日あげていたおっぱいを、急にやめることになるわけですから、おっぱいにとっても一大事です。
とくに痛みもなく終わる人もいますが、とにかくガチガチに張ってくる人もいます。
自分で搾乳してケアをするやり方もありますが、できるだけ助産院や母乳外来でマッサージを受けたほうが良いです。
おっぱいのケアが不十分だと、後にしこりが残ったりしてしまいます。
もちろんお風呂には入ってはいけません。
熱をもつと母乳が出てしまいますし、なにより赤ちゃんが欲しがりますので、可能なら身近な人にお願いするか、シャワーで済ませましょう。
断乳は絶対に出来ます。
色んな意見に左右されて不安になってしまいそうですが、強い意志があれば大丈夫。
悩んでるママさんの、少しでも力になれれば嬉しいです。