1歳のお誕生日が近づいてくると、断乳を考えるママが増えてくるようです。
どのタイミングで断乳するかはご家庭によりますが、『断乳って大変そう』というイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか。
断乳をスムーズに成功させるために、知っておきたいポイントをご紹介します。
数日前からカウントダウンする
まずはいつ断乳に挑戦するかスケジュールを立てましょう。
『絶対におっぱいを飲ませない日』は3日用意する必要があります。
家族の協力も不可欠ですので、できれば連休などがいいですね。
断乳する日が決まったら、一ヶ月くらい前からカウントダウンを始めましょう。
子どもに『あと3日でばいばいだよ』『明日でばいばいだよ』とあらかじめ言い聞かせておくのです。
そうすると、そうなんだーとなんとなく受け入れ態勢ができていきます。
絆創膏を貼る
おっぱいを見てしまうと、子どもはどうしても母乳が飲みたくなります。
自分でママの服をめくって母乳を飲んでいた子には、おっぱいを見せない工夫が必要です。
かといって服をめくらせないようにするだけでは不十分。
乳首に絆創膏を貼り、『もうおっぱいはおしまい』ということを視覚的に理解させましょう。
ちなみに、断乳後もしばらく絆創膏を用意しておきましょう。
断乳してもおっぱいを恋しがったら、絆創膏をすかさず貼って『もう吸えないんだよ~』と言い聞かせてください。
顔の絵を描く
ペンでおっぱいに絵を描く、というのは断乳の有効な手段として有名ですね。
親から積極的に絵を見せるのではなく、子どもがどうしても欲しがったら見せるというのが効果的なようです。
ここで注意したいのが、決して怖い顔を描かないということです。
怖い顔で子どもを怖がらせるのは、かえって断乳を失敗させる可能性があります。
アンパンマンなどのキャラクターや動物の絵、なるべくニコニコ笑っている絵を描くといいようです。
『おっぱいはアンパンマンのだから、もう飲めないんだよ』などと言い聞かせるといいですよ。
どんなに泣かれてもあげない
断乳に挑戦している間、子どもはとにかく泣きます。
特に夜は物凄く泣き喚くことと思います。
親子ともに辛い状況におかれますので、ちょっとくらいなら…とおっぱいをあげたくなるかもしれません。
ですが、それは絶対にNGです。
ちょっとでもおっぱいをあげてしまったら、その時点で断乳は失敗です。
抱っこで気を紛らわせたり、おっぱいなしでもすんなり眠れるようにたっぷり遊ばせて疲れさせるなどの工夫をしましょう。
お茶や牛乳でのりきる
夜中におっぱいを欲しがって泣かれた時には、他の飲み物をあげるようにしましょう。
水分補給の意味もありますが、眠くて泣いている時には騙されて眠ってくれる可能性があります。
冷たいものよりは、適度にあたたかいものの方がいいでしょう。
お茶や白湯、アレルギーがなければ牛乳もおすすめです。
昼間もおっぱいを欲しがったら、他の飲み物をたっぷり飲ませてあげてください。
ただしジュース類は虫歯の原因になりますから、なるべく控えてくださいね。