義父母に子供の面倒を見てもらうのは、とても気を使ってしまいます。実父母とは違い、
どこか遠慮がある分、子供が迷惑をかけないかと気になるものです。
ここでは、義父母に子供を預ける時に気を付けることを考えていきましょう。
義父母の負担にならないように配慮を
最初は短い時間で何かあったらすぐに駆けつけられる状態にしておき、少しずつ慣れてもらうのがいいでしょう。そのほうが、義父母も子供も安心できます。
最初から長い時間お願いして相手の負担になっては、義父母に「また預かってあげよう」
と思ってもらえなくなります。どんなに子育て経験者が豊富な相手でも、小さな子供たちの相手は大変なものです。できるだけ相手の負担にならないように気を付けながら慣らしていくのが良いでしょう。
子供に義父母のことを普段から好意的に話しておく
子供は意外と親の気持ちに敏感です。自分の母親が好意を持っていない人を子供は信用しません。ですから普段から「おばあちゃんは、とっても優しくてよかったね」「おじいちゃんは、すごく楽しい人なんだよね」など、母親の自分が相手に好意を持っていることを話して子供に伝えおきましょう。そうすると子供も、義父母に対して安心感を持ち、早く慣れていってくれるでしょう。
お願いしたいことはメモなどを渡しておく
おむつを替えるタイミング、薬を飲ませること、アレルギーや食べ物に不安がある場合など、どうしても守ってもらいたいことはメモにして渡しておくのがよいでしょう。普段の感じからこれくらい分かってくれているだろうと思い込むのは間違いです。ただでさえ、今の子育てと昔の子育てとは違うので、今の子育ての常識が通じるとは限りません。何かあってからでは遅いので伝えておくべきことは、きちんと伝えておきましょう。
ですが、あまり事細かくお願い事をすると、義父母は窮屈に感じ、信頼していないとおもわれてしまうかもしれません。
どうしてもお願いしたい、必要最低限のお願いごとをきちんと伝えておきましょう。
出来る限り、子供にかかった費用は負担しましょう
例えば、外で食事をとった、動物園に行った、映画を見に行ったなど、ある程度まとまってお金がかかった場合は、子供にかかった費用はできるだけ負担しましょう。金銭的な負担が増えると、相手も大変になってきます。
もし、義父母が気にしないでと言ってくれたなら、無理に受け取ってもうらう必要はないと思いますが、その分、日ごろの感謝を込めて、一緒に旅行にご招待するなど気遣いをするといいでしょう。
感謝の言葉を忘れずに
短時間でも子供を預かってもらったら、その都度きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
自分たちがとても助かり、子供にもよかったね、楽しかったねと話しかけている姿を見れば、義父母もきっと喜んでくれるでしょう。
毎回ではなくても、たまに菓子折りを持参するなどの心遣いも大切です。
孫と一緒にいることがうれしいと思っていても、やはり感謝されたほうがお互い良い気分で過ごせるでしょう。