子供を持つ?持たない?迷っている夫婦が考えるべき5つのポイント

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世界の先進国の中でも子育てをしにくい国、日本。

それでも結婚したらいつかは子供を……と考えているご夫婦もいらっしゃるはず。

ですが子供を産み育てるというのは想像以上に大変!

お金・時間・精神・体力、あらゆるものを注ぎ込んで子供を育てなければいけません。

「今はいないけれどいつか欲しい」

「持つべきか持たない方がいいのか迷っている」

そんなご夫婦の方に、今一度話し合うべきポイントをご紹介します。



なぜ欲しいのかを考える事から

世間一般的に、「結婚したら子供を作るもの」という風潮が根強い日本。

特に少子化のわが国では、結婚してるのに子供を持たない夫婦についての風当たりが強まっているように感じます。

子供を切望していなくても、結婚したら何となく「作らなきゃいけないかな」と後ろめたさすら感じさせてしまう空気がありますよね。

ですがそんな空気はいっそ無視しましょう!
「なぜ子供が欲しいのか」、まずはそこが基本です。

パートナーに似た子供を育ててみたい、将来の楽しみが欲しい、色々理由はあると思います。
本能的に欲しい!と思う事もあるかと思います。

まずは自分たちの気持ちに向き合ってみましょう。

趣味や仕事をセーブ出来るか

子供が生まれたら数年間は自分の時間はほとんど取れません。

共働きの夫婦であれば、妻は産休育休で仕事に出られませんし、あるいは退職せざるを得なくなります。
また、育児分担の為に夫も仕事をセーブして、週に何日かはなるべく早く帰宅したいもの。

現在の職場の状況を見て、子供が生まれたら定時で上がる事は可能なのか、時に有給休暇を取得する事は可能なのかを見極める必要があります。

また、趣味の時間についても話し合いを。
育児中は、旅行や読書や映画、コンサートやスポーツ観戦などもゆっくり出来なくなります。

子育ての為に数か月・数年単位でその趣味を我慢出来るのか、年にどれぐらいのペースに落とすのか、夫婦ともによく考えてみるのをおススメします。

趣味を優先したい、極めたい!という夫婦は、子供を持たずに夫婦でとことん楽しむ選択も「アリ」ですよ。

夫は戦力になる?家事分担

妊娠中、つわりや絶対安静を命じられている時期、お腹が大きくなる臨月間近の頃は妻の身体は思うように家事が出来ません。

食事の支度はもちろん、洗濯や布団干し、掃除など体に負担のかかる作業は「なるべく」ではなく「絶対に」夫のサポートが必要です。

妻がつわりで寝込んで家事が出来ない時、帰宅して「ご飯ないの?」「掃除してないの?」と言う夫は戦力として役に立ちません。
妻の里帰り・入院中に家の中がゴミ屋敷になっている可能性もあります。

子供を望むなら日ごろから家事の分担をさせるのが必要です。
それを嫌がる夫であれば、育児への協力も望めない事も……

自発的に家事をやるようになるまで、子供を持つのは待った方がいいかもしれませんね。

「周りが生んだ・催促するから」は危険

兄弟姉妹や仲のいい友人、同僚が子供を出産。
また、自分の両親や上司など、周りからも「そろそろ子供は?」と催促される事もありますよね。

周りに感化されて持とうとするのは一つのきっかけにはなりますが、それを理由に子供を作るのはあまりおすすめしません。

子育て中はどうしても精神的に不安定になる時期があります。
特に母親はホルモンの乱れや孤独感でイライラや悲しさがおそってくる事も。

そんな時に「親や友達が催促するから作ったのに」と、周りに責任転嫁してしまう危険性があります。

「周りが言ったから」「子供がいればうるさく言われない」という理由ではなく、ちゃんと「自分たちが欲しいと思ったから」と胸を張って言える時期に子供を望むのが一番です。

子供が増えた後の事をリアルに想像する

子供を持つべきか迷っている夫婦に一番してもらいたいのが「リアルに想像する事」。

外出先で見かける家族の姿や、自分の親戚・友人の子供と実際に接してみて「楽しそうだな・可愛いな・ほほえましいな」と思えますか?
また、子供の世話や一緒に遊んでいる自分たちの姿を想像して、楽しみに思えますか?

自分のペースで生活できない事に、苛立ちが募る事もあります。
見たい番組や行きたいイベントがあっても、子供を優先して我慢する事も多々あります。

自由に余暇を楽しんでいる友人を羨ましいと思う事もあります。
やってる作業を中断されるのは日常茶飯事です。

お金も予想以上にどんどん飛んでいきます。
子供用品だけでなく、学資保険なども考えなければなりません。

それでも「自分の子供を見てみたいな」と夫婦で思えたら、お迎えするタイミングかもしれません。

「大変そうだし自分達には自信が無い」と思ったら、夫婦の時間をたっぷり楽しむチャンス。
旅行に趣味に仕事にと、今まで以上にエネルギッシュに楽しんで下さいね。

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