挙式には、『教会式』『神前式』『仏前式』『人前式』など様々な形式がありますが、今回は形式にとらわれず演出を自由に決めることのできる『人前式』でのお勧め演出をご紹介いたします。
お二人らしい素敵な人前式になりますように参考にしてみてください。
誓いの言葉はお二人らしく!!
人前式では『ゲストの皆様に結婚の誓いをする』ということがメインになります。
その言葉も人前式では特に決まりがないので、自由に演出できるポイントのひとつになります。
お二人らしい言葉で、世界でただ一つの『誓いの言葉』を作ってみてはいかがでしょうか?
・・・といっても、なかなか言葉が思い浮かばない・・・という方のために、例文をご紹介しますので参考にしてみてくださいね!
●二人で一緒に誓いの言葉を読む
一人では緊張して無理、恥ずかしいという方にお勧めですが、息を合わせて読む練習をしておきましょう!
「本日、私たちは皆様の前で結婚の宣言を致します。これからは、お互いを思いやり、どんなときも二人で力を合わせて乗り越え、楽しく明るい家庭を築いていくことを皆様の前で誓います。
○○年○月○日 夫名、妻名」など。
●一人ずつ読む
「(新郎)私達二人を温かく見守り、育んでくださった、ご列席の皆様のお立会いのもと、結婚の誓いを述べさせていただきます。
(新郎)○○さん、私は、あなたの笑顔をいつまでも大切にし、守り続けていけるよう、生涯をかけて幸せにすることを誓います。
(新婦)○○さん、私は、あなたのその優しく温かい心に幸せを感じながら、愛と笑顔の絶えない家庭を築いていくことを誓います。
○○年○月○日 夫名、妻名」など。
●友人に誓いの言葉を問いかけてもらう
「(友人代表)○○さん、あなたは○○ちゃんを一生涯愛し、どんなときも守り抜き、幸せにすることを誓いますか?
(新郎)はい、誓います。
(友人代表)○○さん、あなたは○○君を一生涯愛し、明るく笑顔溢れる家庭を築いていくことを誓いますか?
(新婦)はい、誓います。
(友人代表)それではお二人に伺います。
こうして皆様の前で誓い、祝福を受けた幸せを忘れずに、生涯二人で力を合わせ温かな家庭を築いていくことを誓いますか?
(新郎新婦一緒に)はい、誓います。」など。
リングリレー
あらかじめリボンに通しておいた結婚指輪を、指輪交換の際に、バージンロード側に立っているゲストの方々に、後ろから前にいる新郎新婦のところまでリレー形式で送り届けていただく演出です。
ゲストの皆様は祝福の思いをこめて・・・
新郎新婦はその温かい思いをしっかり受け止めながら『指輪交換』となるわけです。
会場が温かい雰囲気に包まれる演出です。
ただし、ゲストの人数が多いと、前に届くまでの時間がかかってしまうので時間配分に気をつけましょう!
リングボーイ&フラワーガール
リングボーイとは、新郎入場の後に、結婚指輪をのせたリングピローを男の子に新郎のもとまで運んでもらう演出です。
そしてフラワーガールとは、リングボーイの後に、花かご持った女の子がバージンロードに花びらをまきながら入場する演出です。
花びらをまくことで清めの意味も込められているので、その後に新婦がお父様と入場するという流れが多いです。
可愛らしい子供が入場することで、会場が微笑みに溢れ、和やかな雰囲気に包まれる演出です。
ただし、あまり小さな子にお願いすると、当日、泣き出してしまったり・・・なんていうこともあるので、4~5歳以上の子にお願いするのが安心かもしれません。
指輪以外の交換
指輪以外を交換し合うのも、人前式ならではの自由な演出のひとつです。
特に、入籍後すでに指輪をお互いにはめていて、しばらく経ってから結婚式を挙げるという人にとっては、改めて指輪交換をするのではなく、お互いに欲しいものをプレゼントし合うのもいいですよね。
ペアの腕時計やブレスレットを交換し合ったり、お互いの思いを綴った手紙を送り合うのも素敵ですね。
シャワー演出
新郎新婦退場の際に、ゲストの皆さんからの祝福のシャワーを浴びる華やかな演出です。
フラワーシャワー、バブルシャワー、リボンシャワー、折鶴シャワーなど様々な演出があります。
ウエディング専用のシャボン玉はシミになりにくい成分でできているみたいですよ。屋外での演出にお勧めですね!