子供が大きくなってくると保育園に入ったり、幼稚園に入ったりしますよね。そうするといずれはくる子供同士のトラブル!
このトラブルが起きたときにどう対処したらいいのか?ママはどう対応したらいいのかを紹介します。
なぜ子供同士のトラブルが起きるのか?
お友達とのかかわりが増えてくるとおもちゃを取ったり取られたりなどのトラブルが起きてきますよね。
1歳2歳くらいのころは持って生まれた性質の影響が大きく、執着心の強い子はおもちゃを譲らないし、好奇心旺盛な子はほかの子がもっているものが欲しくなってしまいます。
こうやってトラブルが起きてきてしまいます。
でも、このトラブルを通して人との付き合い方や社会的なルールを学んでいくのです。
トラブルは人生経験の第一歩!
お友達トラブルは人生経験の第一歩です。
たとえば、取り合いっこは自分のものと他人のものの区別があることを知り、何度もトラブルを繰り返すことで我慢することや譲り合うことを学びます。
こういったトラブルが起きるたびに大人が過剰に踏み込みすぎないようにしましょう。せっかくの関わり方を学ぶ機会が失われてしまいます。
手が出そうなときや噛んだりしそうなときは間に割って入って引き離したほうがいいですが、それ以外のときは見守ってあげるとよいでしょう。
実際の対応策①~物の取り合い~
物を取って泣かしてしまったときは、まず相手に物を返すように促して、一緒に相手に謝りましょう。そして、「貸して」ってきちんと伝えるように促してあげるとよいでしょう。どうしてもきかないときはその場から離れるようにしましょう。
逆に、物を取られてしまったときは、相手に今使っていることを伝えるか、伝えられない場合は子どもの気持ちを汲んであげながら相手が使わなくなるまで待ってみましょう。
実際の対応策②~たたいた・かんだ~
たたいちゃったりかんでしまったときは、まず子供同士を引き離し、落ち着かせて、言い分を聞き、たたいたことやかんだことを謝らせましょう。けんかのきっかけが相手にあったとしても、たたいたりかんだりすることが解決策にならないと学んでいくことが大切です。また、相手の親への配慮も必要ですので、状況を説明して謝罪しましょう。
逆に、たたかれたりかまれたりしてしまったときは、すぐに抱き上げて「痛かったね」などいたわってあげましょう。相手の子にもたたくことやかむことは「いけないことだよ」と声をかけ、その場に相手の親がいる場合は対応を任せましょう。
子供同士の関わり方の変化
1歳代は欲求のままに行動するため、我慢ができず手が出たりすることもあるでしょう。この時期のママは、わかりやすく状況やルールを説明してあげましょう。まだ理解できなくても根気強く言い続けてあげましょう。
2歳代はイヤイヤ期も重なり、1歳のころよりケンカが増えるでしょう。
言葉でコミュニケーションがとれるようになるため、手を上げることは減ってきますが、相手を思い通りにできず腹を立てることもあるでしょう。この時期のママは、今までと同様、ルールを教えていき、興奮して騒いだり激しく抵抗するときはその場から離れるようにしましょう。また、言葉でのやりとりができるように促すのもよいでしょう。
3歳代は、自分の気持ちを言葉で伝えることや我慢することができるようになり、お友達との間で役割が生まれるようになります。1,2歳のころと比べてトラブルの質が変わってきます。この時期のママは、まず問題を感じた時に「どうしたらいいかな?」と子どもに考える機会を与えるとよいでしょう。子供の自主性を大事にしてあげましょう。