小学生が気分よく勉強できる、ちょっとしたヒント

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自らすすんで勉強してほしい。 苦手意識をもってほしくない。 できれば楽しく勉強してほしい。 勉強しなさい!と言いたくない。 ちょっとした声掛け、気持ちの持ち方、習慣がヒントになるかも。


褒め方がカギ

よく「叱らないで褒めなさい」と言われるが、その褒め方が大事。

子供がいい行いをしたとき、お手伝いを頑張った時、点数が良かったときなど、子供自身が褒められて当然と思える時に実行してもあまり効果がないという。
心理学には「人は平均回帰の効果を過小評価しやすい」という考えだそう。

むしろ子供が間違ってしまったとき、うまくいかないことがあっても、叱らない。
勉強ができなくても叱らない。

親も忍耐。 根気強く子供のいいところを褒めて伸ばしていく努力が必要。

素敵な環境

片付けやすい同線を意識して、
子供自身が扱いやすい棚、机、部屋作りを心がける。

また図鑑、参考書、絵本など、子供が自ら調べて学びたいと思えるように、本を惜しまず用意する。

疑問に思ったことや理解できないことを自ら調べて解決することは、
大きな自信になり強い力となる。

声掛け、関わり方

早くしなさい、勉強しなさい、何でわからないの?はNGワード。

強制的にさせられてるのではなく、自ら勉強を始めるということが大切。

採点、感想を述べる、一緒に考える等どんなことでも、親も一緒に勉強時間を過ごしているという姿勢で関わることが大切。
そしてその瞬間を大切に、良いところはその場で褒める!

子供は親に見守られながら褒められることで、
興味を持ち、好きになったことにはとことんのめり込むはず。
次第に目標を持ち、その目標をより現実的に感じさせてあげる。
大きなステップとなる。

読解力は読書から

全ての教科で読解力が必要不可欠。
その力をつけるのが、読書です。

「毎日本を読みなさい!」ではなく、
親がまず毎日本を読み、その姿を見せる。

その姿を見ていると、毎日本を読むことを当たり前のように感じるはず。
家族皆で同じ本を読み、共通の話題で盛り上がるのも楽しい。
まず、どんなジャンルでも構わないので、家族みんなで読書の習慣を定着させる。

自然と国語力、読解力が身に付き、問題に取り組む力、じっくり解く力が大きくなるはずです。

習慣にする

毎日机に向かい、勉強する。
低学年のうちにこの習慣を身に着けると、高学年での大きなステップとなる。

子供の「やる気」はすぐに育つものではなく、
じっくり見守り、すべてを受け入れ、褒めて伸ばすの繰り返し。

唯一の味方の親は責めるのではなく、
子供の「いいところ探しのプロ」になり、その瞬間を逃さず褒めること。

子供はその愛をしっかり理解して、心身共に安定し、
むくむくと「やる気」が育っていくのではないだろうか。

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