子供の偏食・好き嫌いで悩んでるママって意外と多いのです。
一つ二つくらいなら他で栄養をとればよいかと思えるのですが、沢山ありすぎると栄養面で心配になってきますよね?
給食が始まった時に苦労するんではないかと心配にもなります。
そんな子供の偏食、どうやって向き合っていけばよいんでしょう。
子供の偏食はあって当たり前
「あれもこれも食べたくない」と言われるとせっかく用意したのになんで食べないの?と思ってしまいますが、そもそも子供はまだ食べられないものが多いのです。
5歳くらいまでの子供は、噛む力も弱く、味覚も未発達なので、好き嫌いがあって当たり前なんです。
またこの頃の子供は、同じ物を食べたがったり、新しいものを避けようとします。
ですから子供の場合はまだ食べられるものが少ないと捉え、こんなに食べられるものが少ないんだろうではなく、これから食べられるものを増やしていこうと考えたほうがいいですね。
無理に食べさせないで
食べられないものが何種類かあったり、少食であっても、十分に栄養がとれていることがほとんどです。
ですから無理して嫌いなものを食べさせるのはやめてください。
無理やり食べさせられたという嫌な思い出とリンクしていつまでも嫌いなままになってしまうのです。
とはいえ貧血、低体重、便秘など体の不調が出てしまうほどの偏食はすぐさま改善しましょう。
お子さんの将来に影響してしまうようなことになっては大変です。
まず焦らず、体のためも意識して偏食を治していくのが大切ですね。
好きな食材の共通点、嫌いな食べもののここが苦手
子供が苦手とする食べ物にはどんな共通点があるのでしょうか?
子供の苦手な食材としてあげられるのがピーマンや玉ねぎなどの苦味やクセの強いものやきゅうりやトマトのような青臭いものが苦手な子が多いようです。
逆に好きな食べ物にはどんなものがあるのでしょう?
野菜ではジャガイモ、枝豆、とうもろこし、トマトは好きな子が多いようです。
トマトは嫌いな野菜にもあがっていますが、色んな品種・サイズがあるので、大きいなはダメでもプチトマトなら大丈夫という子もいれば真ん中の種の部分を取れば食べられるという子など、同じトマトでも食べられるものと食べられないものがあるというが多いようです。
子供に効果的な偏食の治し方
食べないからといって、食材を細かく刻んで食べさせるというのは、その時に食べたとしても根本的な解決にはなりません。
嫌いだからと避けるのではなく、食べなくても繰り返し何度も食卓に出すのが大事です。
大人がおいしそうに食べているのを見て、急に食べるということがあるそうです。
自分のお皿のものは食べないのに、お父さんのお皿のものをパクリっと食べてしまうこともあるそうです。
それを逆手にとり、あえて大皿に盛るなどして、親がおいしそうに食べているのを見れば、もしかしたら食べてくれるかもしれませんね。
給食が始まってしまった場合は
頑固な偏食のまま給食が始まってしまうと「食べられるものはあるかな?」と心配になると思いますが、お友達と一緒だと案外食べちゃうという子は多いものなのです。
まずは心配せずに様子をみましょう。
先生には食べられないものは伝えておいて、帰ってきたら給食の時の様子を聞いて、苦手なものが食べられたら褒めてあげましょう。
偏食の克服は難しいですが、ゆっくり長い目で見て楽しく食事をすることが、子供の好き嫌い克服の近道なのかもしれませんね。