ある程度子どもが大きくなったら、保育園や幼稚園に入れることを考え始めますよね。
保育園は子どもが平日毎日、数年にわたって通う場所。
安易な理由で選ばず、しっかりと吟味して選びたいですね。
保育園を選ぶ際に考慮しておくべきポイントをご紹介します。
積極的に見学などに行って、満足のいく保育園選びをしてくださいね。
保育の方針
まっさきに確認しておきたいのが、保育の方針です。
のびのびとした子に育てる、礼儀正しい子に育てる、個人のペースに合わせた保育をする…。
保育方針は、保育園の数と同じくらい色々とあるものです。
まず、自宅での教育方針をしっかりまとめておきましょう。
それから園の保育方針を見て、共感できる園を選びましょう。
親が納得のいく保育方針かどうかはもちろん大切ですが、『子どもが楽しく過ごせるか』も方針をチェックする際の目安にしましょう。
施設・設備
保育園は、入園希望者に対して随時園内の見学を受け入れてくれます。
保育園を選ぶ際には、遠慮なくどんどん見学を申し出ましょう。
見学に行った際によく見ておきたいのが、園内の施設や設備です。
古すぎて子どもに危険が及びそうな設備はないか、いざという時のための設備が整っているか。
快適な生活が送れるような施設になっているか、子ども目線でチェックしてみましょう。
ひとつの園しか見学していないと、設備が整っているかどうかはわかりにくいもの。
3つくらいは見学して、比較してみるようにしましょう。
子どもたちの様子
保育園見学に行く際は、保育時間の真っ最中に行ってみると参考になります。
保育園に通っている子どもたちのリアルな姿が見られるからです。
みんな笑顔でいるか、のびのびと遊んでいるか。
先生と子どもたちの距離感も重要ですね。
つまらなそうにしていたり、明らかにいじめられているような子がいる園は避けた方がよいでしょう。
保育士の様子
保育士さんの様子も、見逃せないポイント!
子どもたちに笑顔で接しているか、叱ってばかりいないか、子どもたちみんなに目配りをしているかをチェックしてください。
身だしなみがきちんとしているか、汚い言葉遣いをしていないかも大切です。
保育士さんが笑顔で子どもたちに接してくれている園には、安心して預けることができますよね。
逆に保育士同士がギスギスしていたり、子どもに冷たい保育士がいるような園はNGです。
家からの距離・通園手段
忘れてはいけないのが、通いやすさです。
どんなに方針や雰囲気がいい園でも、遠すぎると通園が負担となってのしかかってきます。
子どもが突然熱を出した時など、仕事先からスムーズに迎えに行ける場所でないと困ってしまいます。
どんな交通手段で通園するのかも考えてみましょう。
ラッシュの時間帯にバスに乗ったり電車に乗ったりするのは、子どもが危険にさらされます。
自分で送迎しやすい場所、もしくは通園バスがあるような保育園を選びたいですね。