結婚してから「も」!名言から学ぶ、「愛」とは?

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「病める時も、健やかなる時も・・・」

この言葉のとおり結婚生活を送れているカップルはどれほどいるのでしょう。違う二人が生活を共にしていくのは簡単なことではありません。大好きなはずなのにぶつかってしまったり、相手のことが分からなくなってしまったりすることもあるでしょう。

自分がどう在るべきか、どう考えればよいのか迷ってしまったら、先人の言葉を参考に自分自身を振り返ってみるのが有効かと思います。



「恋とは?愛とは?」

愛とは何でしょう。
人類の歴史の中で古代よりずっと問い続けられているテーマであると思います。愛によって命を失うことも、命を救われることも多く起こってきました。人によって千差万別、定義は異なるものだと思います。果たして、答えはあるのでしょうか。

恋との違いは?
恋も愛も相手を「好き」と思う気持ちは同じです。相手に恋をしたから、相手を愛したから結婚したのだと思います。

「恋とは」、「愛とは」・・・。
諸説ありますが、気持ちの出所を探ると見えてきやすいのではないでしょうか。「自分優先」なのが恋、「相手優先」なのが愛なのだそうです。

愛する…それはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。-サン・テグジュペリ

同じ方向、見つめられていますか?

理想の結婚生活に夢が膨らむものですが、いざ一緒に暮らすようになってみるとお互いの悪いところが見えやすくなってしまうものです。こんなはずじゃなかった、とお互いが違う方向を向いてしまうこともあると思います。

そんなときにはこの言葉を思い出してみましょう。

相手のやりたいことを応援できていますか?相手の興味や疑問を一緒に考えられていますか?同じ方向を見つめていこうと誓った日のことを思い出してください。
「初心忘るべからず」です。

愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け入れること-ディエゴ・ファブリ

「こうしてほしい、どうしてわかってくれないの?!」なんて言ってしまいがちですが、この言葉を聞いて反省をしました。

パートナーに対して、親から子へ、友人へ・・・「愛」のシーンは様々で、時に不細工な出来栄えの「愛」もあるかと思います。ですが、どれも気がつくとほっこり胸があたたかくなったり、ジーンとしたりするものですよね。そんな「愛」のシーンに経験はないでしょうか。

愛とは、相手の良いところも悪いところも受け入れた上でのもの。だからあたたかく感じ、感謝もするのでしょう。自分が「少し」変われば、相手も「少し」変わってくれるかもしれません。

愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。-太宰 治

「恋はgive&take、愛はgive&give」、「恋は相手から奪うもの、愛は相手に与えるもの」などとよく耳にしますが、あなたのパートナーはどうですか?奪ってばかりですか?与えてくれませんか?逆に、あなたは与えることができていますか?

尽くして、尽くして、尽くすこと。決して見返りを求めない愛し方、できているようでできていないものではないかと思います。人間はどうしても喜怒哀楽の感情が働いてしまいますよね。自分が傷ついても、相手の笑顔を思って奉仕する自分になれたらどんなに良いでしょう。与える気持ちが折れてしまいそうなときもあると思いますが、続けることが助けになることもあります。少しずつ、始めてみませんか?

愛は幸運の財布である。 与えれば与えるほど中身が増す-ヴィルヘルム・ミュラー

愛情を求めてしまいがちですが、それは子供が親に甘えるようなものなのかもしれません。
大人として、大切な人のパートナーとして愛を与えられるようになってこそ、愛の何たるかを知ってこそ人間として一人前になれるのかもしれませんね。

ケチケチせずに、あなたの愛を与えましょう。与え続けて、気づけば回りにいっぱいになっていたなんてことも夢ではないのかもしれません。

結婚したとは言っても、まだまだ駆け出しのひよこ夫婦なのです。先人たちの言葉に学んで、パートナーと心を磨きあってみてください。たくさんの幸せがお二人に、そして大切な人たちに降り注ぎますように。

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