もしかしたら聞いたことがない方のほうが多いかも?
ぱっと見、『おむつなし!?どういうこと!?』と疑問だらけになるかと思いますが、
おむつなし育児というのは、おむつではなくオマルに排泄させる育児のことです。
周りにやっているママさんがいるかというと、布オムツの方よりもさらに少ないと思います。
でも、海外ではけっこう主流って知っていましたか?
アメリカではEC(Elimination Communication=排泄コミュニケーション)と呼ばれており、
『排泄を通じて赤ちゃんとコミュニケーションをとること』が目的となっています。
トイレトレーニングと思いがちですが、実は別のお話。
なにをどうすれば?まずは様子をチェック!
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『おむつなし育児』とはいうものの、いきなりおむつをはずして生活するわけではありません。
まずは、おむつをしている状態からできること。
排泄をするときの様子をしっかり見てあげましょう。
眠くなると目をこする、指をしゃぶるときはお腹がすいたなど、仕草でわかることがありますよね。
排泄のときも、赤ちゃんは何かしらのサインをだしています。
排泄サインを見逃すな!
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おむつが濡れて泣く子もいれば、おしっこがでるときのおなかの違和感がいやで泣く子もいます。
ふと真顔で一時停止したり、急に笑ったり・・・赤ちゃんによってさまざまです。
この排泄サインを見つけてあげましょう。よーく観察していると、きっとわかります。
わかりやすいのは、やっぱりうんちのとき。うーんとうなりだす子が多いと思います。
そして、育児ノートなどに何時ごろおしっこをしたなどを記入しておくとわかりやすいですよ。
お昼寝のあと、食事・授乳のあとなど、排泄のパターンがなんとなくわかってくると思います。
余裕があるときに、おまるに座らせてみよう
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パターンがわかってきたところで、やっと『おむつなし』です。
おまるに座らせてみましょう!
おむつを外したとたん・・・なんてこともあり得ますので、バスタオルなどを引くと安心です。
もちろん、いきなり成功するとは限りません。そろそろかな?というときに座らせてあげます。
まだ腰のすわっていない子は、おまるをおしりにあててあげてください。
次に、声かけです。「しーしーするよー」など、合図を決めて声をかけてあげましょう。
続けていくうちに、声をかけると排泄をするようになるんです。すごいですよね。
おまるを嫌がったり、しばらくしても出ないときは切り上げましょう。
最初に大切なのは、『出たらラッキー!』くらいの軽い気持ちです。
おまるで成功!そこで一言
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タイミングが合えば、しゃーっとおまるに!
「すごーい!えらいね!」・・・と言いがちですが、そこでぐっとこらえて、こう言ってあげましょう。
「おしっこでたね!気持ちいいね」。実は、ここが大事なポイントなんです。
おむつ以外で排泄することが、気持ちのいいことだと教えてあげましょう。
おまるでできることが増えてきたら、トイレでさせてあげてもいいですね。
おむつなし育児ではホーローおまる(チャンバーポット)という陶器のおまるを使うことが多いですが、どんなものでも構いません。
最近だとホーローおまると同じようなつかい方のできる、プラスティックおまるも販売していますよ。
新生児から始めている方だと、小さいボールなどでおまるがわりにしていることもあるそうです。
始めるならぜひ早めに!
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どうですか、思ったより簡単だと思いませんか?
布おむつでも紙おむつでも、排泄サインを見つければすぐにやれるおむつなし育児。
トイレトレーニングが楽になるともいわれています。
では、いつから始めるといいのでしょうか。
実は、早ければ早いほど良いとされています。
というのも、生後半年をすぎるとおむつでの排泄に慣れてしまうそうです。
だからといって、無理に始める必要はありません。半年を過ぎていても始められます。
いちばんは、育児をするママの気持ち!
興味のあるかたは、一度やってみてくださいね。なかなか楽しいですよ!