赤ちゃんの哺乳瓶の「乳首」サイズは?SSやS、M、Lサイズ 月齢ごとにかわっている

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赤ちゃんを母乳で育てるときには「完母」になり、哺乳瓶(ほにゅうびん)が不要です。でも、母乳で育てていてもミルクの量が足りないなら粉ミルクを飲ませることになります。また、母乳が出なくなった時にも哺乳瓶で粉ミルクをあげることになります。

その時に気になるのが、哺乳瓶の「乳首」です。乳首は、ニップル、フードとも呼ばれる商品で、哺乳瓶の先についている柔らかい部分のこと。サイズ展開がSS、S、M、Lサイズがあるものの、どれを選んだらいいのかわからなくなります。

哺乳瓶の乳首とは何なのか、サイズによっての月齢紹介も教えます。

哺乳瓶の選び方 メーカー・素材・月齢

哺乳瓶のサイズを選ぶのと同時に、乳首のサイズは何を選べばいいのか迷うパパやママも多いのが事実です。哺乳瓶の乳首は、メーカー、素材、月齢で選ぶ方法があります。

哺乳瓶の「乳首」とは……
哺乳瓶の乳首は「ニップル・フード」と呼ばれることもあります。シリコンゴム、天然ゴム、イソプレンゴムなどでできていて、赤ちゃんの口元に合うように作られています。
耐久性が高いものの、乳首がちぎれてしまったりするとミルクが大量に漏れてしまうことがあるので注意しましょう。

乳首には、SやM、Lといったサイズがあります。赤ちゃんの成長に応じて小さいもの、大きいものに合わせます。メーカーによって月齢によるサイズがありますが、赤ちゃんの成長によって合うサイズが違います。小柄な子供、口の小さい子供は月齢表示よりも、合うか合わないかを考えて使うようにします。

ピジョンの哺乳瓶の乳首のサイズ展開は?

各メーカー、乳首サイズは異なっています。まずは日本製のピジョンから紹介。

SSサイズ……0ヶ月から
Sサイズ……1ヶ月ごろから
Mサイズ……3ヶ月ごろから
Lサイズ……6ヶ月ごろから
LLサイズ……9ヶ月以上
ピジョンでは、SSサイズは小さい丸穴、Sサイズは丸穴、MサイズからLLサイズはスリーカットになっていて飲みやすい工夫がされています。

乳首だけでも西松屋やアカチャンホンポで買えるほか、Amazon.co.jp(アマゾン)や楽天市場でも哺乳瓶と合わせて購入できます。外出できない時でもネットスーパーで買えるので便利です。

コンビの哺乳瓶の乳首のサイズ展開は?

コンビの哺乳瓶 乳首
ピジョンと同じく、日本製で人気のあるメーカー、コンビの哺乳瓶の乳首サイズはこちら。

テテオ 授乳のお手本 乳首だと
SSサイズ……0ヶ月から1.5ヶ月ごろ
Sサイズ……0ヶ月から3ヶ月ごろまで
Mサイズ2、3ヶ月ごろから18ヶ月ごろ
実は、この大手2社の乳首の違いでも、サイズによって月齢が違います。
例えば、1ヶ月の月齢の赤ちゃんでも、ピジョンだとSサイズ、コンビだとSSサイズを選びます。パッケージに「〇ヶ月」と書かれているので選びやすいと思います。
ただ、乳首をセットしても赤ちゃんが苦しそうにしているなどがあれば小さいサイズを選んでください。

乳首が合っていない?メーカーによって違う形に困惑……

実は、赤ちゃんが粉ミルクを飲まないのは乳首による理由が大きいです。

その原因のひとつが「乳首の形」もメーカーによって違うから。

ピジョンは左右対称でシンメトリーの乳首なのですが、コンビは傾いている乳首のデザインです。赤ちゃんによっても飲みやすい形が違います。日本製のほか海外の製品だと乳首自体が大きかったりします。ピジョン、コンビ、ビーンスタークスノー、ジェクスのほか、チェルシー、メデラ、トッテナム、ベッタなどデザインがかわいい海外製品は出産祝いとして購入してくれることも多いです。海外製品だとワンサイズだったりするので、新生児の赤ちゃんには大きすぎることも。赤ちゃんの口の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。

哺乳瓶の選び方 ガラス・プラスチック・タライタンの3つ

赤ちゃんがうまれると、哺乳瓶を1つは購入するママが多いです。その時にも疑問があります。

哺乳瓶は

・ガラス
・プラスチック
のほか、タライタンの3つがあります。

ガラスの哺乳瓶はキズがつきにくく、汚れがつきにくいです。熱の伝導率が高いため、水で冷やすことでミルクをさます時間が短くなります。プラスチックは軽いのでおでかけに便利です。手が疲れにくく、落としても割れないのがポイント。赤ちゃんに万が一落としたりしても大ケガにつながりにくいです。

タライタンと呼ばれる樹脂でできている素材の哺乳瓶は、軽い、弾力がある、割れにくい、煮沸消毒もできるメリットがあり、ビスフェノール類の化学物質がないことから、安全性も高く、ママが赤ちゃん用の哺乳瓶にするのにもふさわしいです。

自宅で粉ミルクをつくることが多い→ガラスの哺乳瓶がおすすめ
おでかけ時に持っていきたい→プラスチックの哺乳瓶がおすすめ
煮沸消毒したい、軽い素材がいい→タライタンの哺乳瓶がおすすめ

また、哺乳瓶のサイズは80mlから240mlがあります。赤ちゃんがたくさんのミルクを飲めるかどうかでサイズを決めます。最初から200ml以上の哺乳瓶を買っておけば長期間使えます。

乳首を変えると、これまで飲まなかった粉ミルクをたくさん飲んでくれることもあります。月齢によってサイズが違うものの、あくまでも目安。赤ちゃんの口が小さいようなら小さい乳首に交換して与えてみる、違うメーカーの商品を与えてみることも考えてみるのがいいかもしれません。

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