子供を育てていて、夏は日差しが強い時、冬は寒い日、風が強い日には帽子が必要です。おしゃれなファッション的な存在として大活躍の帽子ですが、日よけや寒さ対策にも重要です。ただ、子供の帽子を選ぶ時には「どのサイズを選べばいいの?」と感じることも多いです。
身長ではなく頭のサイズで選ばなくてはいけないのが難しい帽子のサイズ。必要性についても考えてみました。
子供の帽子のサイズの選び方
子供の帽子のサイズは、身長には比例しません。帽子をかぶった時の「おでこの円周」がサイズです。
深くかぶるか、浅くかぶるかで円周は変わります。
子供は深くかぶるにしても視界が悪くなってしまうので、かぶった時に目の上くらいの帽子がおすすめです。
目安
0~3ヶ月:40-42cm
3~6ヶ月 42-44cm
6ヶ月~1歳:44-46cm
1歳~1歳半:46-48cm
1歳半~2歳:48-50cm
2~3歳:50-52cm
3~4歳:50-52cm
4~5歳:52-54cm
5~6歳:54-56cm
6~10歳:56cm
子供の帽子の必要性
子供に帽子をかぶらせなくてはいけないわけではありませんが、帽子の必要性もあります。
紫外線をよける
ベビーカーにいる赤ちゃんや子供は、大人がいる場所よりも低い場所にいることが多く、アスファルトからのてりつけで紫外線が反射していることがあります。夏の強い紫外線は子供にもダメージがあります。シミ、シワの原因としてだけではなく、白内障、皮膚がんの原因になることがあります。春や秋の紫外線にも注意して、夏にもしっかり紫外線対策をするようにします。
熱中症の対策として
紫外線対策の基本はもちろんですが、熱中症を予防するためにも帽子をかぶった方がいいでしょう。
寒さ対策として
頭が暖かいだけで、寒さを感じにくくなります。冬にはニットの帽子をかぶることで寒さを軽減することができます。
夏はアウトドアで紫外線対策、熱中症対策として活躍する帽子。冬には寒さ対策で帽子が活躍します。
サイズは?いつ安定する?
気になるのが、帽子のサイズはいつごろに安定するのかです。
ズバリ、答えは3歳を超えてから。
赤ちゃんの頃はかなり小さいサイズだった頭のサイズでも、数か月でサイズが変わっていきます。
つまり、0歳から3歳までは帽子のサイズがどんどん変わっていくので3歳までは安い帽子を用意しておきましょう。西松屋やしまむら、バースデイのような赤ちゃん用品店に売っているほか、ユニクロでもあります。インターネット通販でも売っていて、上のサイズ表を参考にして購入することもできます。
帽子はその時ぴったりでも、1年経過してみると去年の帽子を取り出してかぶれないことがあります。サイズ調整ができるか、1年ごとにサイズをはかって帽子を買いかえるようにします。
夏・冬の帽子を選ぶ時のポイント
夏の帽子を選ぶ時のポイントは、
・はずれないような首元にひもがあるもの
・汗をのがすもの
・首まで日よけがあるもの
・洗濯ができるもの
です。遊んでいると帽子が脱げることがあるので、紐がついていて脱げにくいものを選びます。
夏の帽子を選ぶ時は、つばが大きく首まであるものだと首の日焼けを防止できます。
川遊びや海遊びができるものなら、はっ水加工がしてある帽子を選んで。軽く洗うことができる防水加工がされているものだといいでしょう。コットン帽子でもはっ水スプレーを上からかけておくと汚れを取りやすいです。
冬の帽子を選ぶ時には温かい帽子を選ぶようにしましょう。空気が冷たい、寒い日にかぶります。ただし代謝がいいこと、毛糸の素材感がチクチクすると嫌がる子供もいます。敏感肌の子供だと、赤くなったり湿疹になってしまったりします。素材が暖かい 肌触りがいい 帽子。ニットやフリースなど、フリース素材が内側についているもの。耳あて、頭をすっぽり覆うものもあります。
1サイズ大きいサイズの制帽でもいい?
気になるのは、保育園で購入する体操帽子や幼稚園の制帽です。
保育園の体操帽子は、3歳前に購入すると頭サイズが大きくなる可能性があります。ただし大きすぎると視界を邪魔してしまうため、できるだけジャストサイズを選ぶようにします。
幼稚園の制帽は、4歳児がかぶることが多いので頭のサイズは極端に大きくなったりすることはありません。頭のサイズをはかってみて、「大人の女性の指2本程度が入る」サイズがぴったりです。
個人的な体験談ですが、体操帽子をジャストサイズで購入しました。1サイズ大きめがいいか迷ったものの、運動をする時に大きすぎるとよくないと思ってのことです。
1週間に1度洗うようにしていたら、だんだんと色があせて、布が破れました……。そこで買いかえ。
男の子ということもあるのですが、体操帽子はジャストサイズにしておいてよかったです。