妊活中のママ必見!卵子の質を上げる食材と注意点

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近年、女性が男性並みに社会でばりばり働く人が増えて晩婚化が進んでいます。その為赤ちゃんがそろそろ欲しいと思う頃には世間でいう高齢出産と呼ばれてしまう年齢に・・・。

高齢出産でよく心配されるのは赤ちゃんの障害ですが、その前に妊娠を待ち望んでもなかなか授からないというご夫婦も多いのが現状です。その不妊の原因が夫婦のどちらかの何らかの疾患という場合もありますが、単純に精子や卵子の年齢や生活習慣などからの劣化も大きな原因の1つと考えられています。

運動をしたり健康に気遣っていて見た目の年齢が若く見えても卵子の質は実年齢と変わらないと言われていますが、まったく何もしないでいるよりは少しでも卵子に良いことをして卵子の質を上げることで不妊治療に高い費用を費やさなくても赤ちゃんが授かるかも?ちょっと食べ物に気を遣うだけなので妊活中の方には必見です!

タンパク質・鉄分

タンパク質は皮膚や血管や筋肉など体の土台を作る重要な栄養素の1つで質の良い卵子を作るにも大事な栄養素です。
玉子・豚肉・鶏の胸肉・いわし・しらすなどがタンパク質を多く含む食材です。

鉄分は血液中のヘモグロビンの材料になるのでこの栄養素もとっても大事。女性は月経で鉄分を消費してしまう為に男性よりも積極的に摂取しなければならない栄養素です。
アサリ・しじみ・レバー・納豆などが鉄分を多く含む食材です。

亜鉛・ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用がある為に体の老化防止や体内に残存する卵子の老化の抑制(卵子の若返りではありません。)血流をよくしたりホルモンのバランスを良くしたりする働きがあります。
ビタミンEやビタミンCなどの抗酸化成分は卵子だけでなく細胞の老化の抑制に繋がるとして多くの医療の現場でも使われています。
アーモンドなどのナッツ類・卵黄・シイタケ・アボカドなどがビタミンEを多く含みます。

亜鉛はホルモンの活性化に繋がる栄養素なので女性にも男性にもおすすめの栄養素。男性側の不妊が原因の場合亜鉛を多く摂ることを指導する医師もいるそうですよ。
山芋・里芋・カキ・ホタテなどが亜鉛を多く含みます。

葉酸・ビタミンA・カルシウム

葉酸は厚生労働省が妊娠を希望する方に推奨している栄養素。流産や早産予防・貧血の予防・胎児の先天性の異常を減らすと言われ妊活中から出産後も積極的に摂っていきたい栄養素です。
ホウレンソウ・ブロッコリー・アスパラガス・レバー・春菊などが葉酸を多く含む食材です。

ビタミンAは子宮の環境を整えてくれる効果がありますが多く摂取してしまうと体内に蓄積してしまうので適度に摂取するようにしましょう。
ホウレンソウ・うなぎ・レバー・玉子がビタミンAを多く含む食材です。

カルシウムは皆さんもご存知の通り骨を作ったりイライラを抑えるなどの精神を安定させる作用があります。妊娠中には歯が弱ってしまう妊婦さんも多く妊娠中に積極的に摂取する方が多いのですがカルシウムは妊活中にも摂取することが大切です。

注意点

上記で上げた食材は熱を加えると栄養分が抜けてしまう成分があったり、1日に欲しい栄養分を食べ物で摂取しようとするととてつもない量を食べないといけないものも多々あります。
その代表と言えるのが葉酸で葉酸を摂取したい人のほとんどはサプリメントを使用している方がほとんどだと思います。

そんなこともあり食事だけですべての栄養を補うのは現実的には厳しいのが現実。一番効果的に摂取出来るのは上記の食材をなるべく食事に取り入れてサプリメントとの併用が効率もよく長く続けられるのでおすすめです。

また、それぞれの成分が何に弱いか?(熱処理に弱いなど)なども調べた上で調理に工夫することも大事です。

まとめ

あまり神経質になり過ぎるのもストレスになってしまうので、自分が出来る範囲で調理しあとはサプリメントに頼る方法でもしっかりと質の良い卵子に繋がるので自分の続けやすい方法を選ぶのが良いですよ。

卵子の質を上げる努力を続けた方で赤ちゃんが授かったというご夫婦も存在するそうです。不妊治療で医学的に色々する前にまず身近な食生活や生活習慣など見直すだけで赤ちゃんが授かるかも?
サプリメントやこれらの食事には女性側だけでなくご夫婦2人でされている方が妊娠の効果もあるそうです。無理のない範囲でお2人で続けてみてはいかがですか?

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