そのオムツかぶれは本当にオムツかぶれ?こんな症状だったら気を付けて!

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オムツをしていると、どうしてもオムツかぶれしてしまいますよね。赤ちゃんは代謝も良いのでとても汗っかきな事もありオムツで蒸れるので多くの赤ちゃんがオムツかぶれを経験していると思います。
ただのオムツかぶれだったら心配はいらないのですが、オムツかぶれと思っていたら実はカンジタだったと言う事が実はよくあります。
そこでここではカンジタの症状や見分け方・対処法などをまとめてみました。

カンジタの特徴

赤ちゃんがカンジタ?と思う方も多いと思いますがカンジタはカビの一種なので湿った場所が大好き。
赤ちゃんのお尻はカンジタにとっては居心地の良い場所なのです。
なのでカンジタの発生してしまう場所は大体人の身体の汗のたまりやすい場所に発生する事が多いです。
しかしこのカンジタは稀に抗生物質の服用でも発症してしまうので長期にわたり抗生物質を服用している場合には要注意ですよ。

オムツかぶれとの違い

オムツかぶれだと思って病院に行くと大体ステロイドの入った軟膏が処方されますがカンジタの場合はこの軟膏では治りません。
むしろこの軟膏でカンジタが増殖してしまうのです。それはこの軟膏で本来菌と戦う免疫細胞を抑えてしまう為にカンジタの菌が増殖してしまうのです。
オムツかぶれ程度だと小児科に行きますが、この辺の判断は皮膚科の方がカンジタのことも詳しいのでオムツかぶれしたら皮膚科に行ってみる事をお勧めします。

下痢中にも気を付けて!

カンジタは赤ちゃんが下痢しているときに発症することが多いです。下痢の時は通常よりもお尻が蒸れるのでカンジタが発症してしまう可能性が高いのです。
また下痢の時には下痢の菌でお尻が炎症を起こすこともあるので赤ちゃんが下痢をしている時には頻繁にオムツ換えをするのが良いですね。

対処法

カンジタを予防するお尻の拭き方はお尻拭きを使ったら、お尻拭きによって濡れたお尻を乾いたタオルで拭いてベビーパウダーをしてオムツを履かせる。
本当はオムツを履かせるまでにお尻がしっかり乾燥するまでそのままでいれば確実ですが下痢の時はそうもいかないですもんね。

ポイントはお尻拭きでお尻を拭いたら乾いたタオルで水分を拭きとることと最後のベビーパウダーです。
これはカンジタ予防だけでなくあせもの予防にもなるので普段から実行することをお勧めします!

感染はする?

カンジタは菌なので他の人へ感染するものと思っていてください。体調の悪い時などの免疫の下がっている場合には要注意です。
体調の優れない時には一緒に入浴をしたりするのは避けた方がベター。同じタオルも使うのは避けましょう。
このカンジタは赤ちゃんだけではなく小学生や中学生であっても発症する菌なので汗の溜まる場所は常日頃から清潔に保つように小さい頃から教えてあげておくと良いですね。

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