生後4・5か月からの赤ちゃんは語りかけ育児で賢く育てよう

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首がしっかり座って来ると、首を動かすのが上手になっておすわりや腹這いも出来るようになると赤ちゃんは耳に入って来る音がどこから聞こえてくるのか、前よりもしっかりと確かめたくなるようです。

4、5か月頃になると、赤ちゃんの視野は広がり、興味のある方に視線を動かしていくようになります。

赤ちゃんは日常的な音と非日常的な音を聞き分けている

赤ちゃんは、音を選んで聞くような能力を持っています。
ドアがすごい音で閉まると、そっちを向いたり、近所の犬が鳴くとそっちを向いたりします。そしてバタンとかワンワンとか言う音は、驚くような音だけれど、危険な音ではないんだと言うことを学んでいるのです。
音の出どころを確かめるのは、音を選んで聞くことの始まりで、聞き流していい音としっかり聞かなければならない音の区別を学習しているのです。

赤ちゃんと一緒に見たり聞いたりしよう

赤ちゃんが耳を澄ませて、音を探っているようなしぐさをしたら、赤ちゃんと同じ方向を向いて「おとなりのワンワンが鳴いているね。」「あれはパパのお車の音だよ、パパが帰って来たのよ。」などとお話ししてあげるといいでしょう。
ゆっくりと、二回繰り返し言うと赤ちゃんは、ちゃんと聞き取ることが出来るそうです。
どんなことでもママが一緒に見て、言葉をかけることで赤ちゃんは聞く力が育つと同時に集中力も高めることが出来ると言われています。

何かをする前に赤ちゃんに話しかけてみよう

例えばおむつを替えるとき、おっぱいを飲ませるときに「さぁ、きれいきれいしようね。」とか「おっぱいの時間よ。」などと話しかけてあげましょう。
もちろん、赤ちゃんは語りかけに対して返事をすることはありませんが、語りかければ語りかけるほど、脳が刺激を受けて発達すると言われています。
赤ちゃんが何の反応も示さなくても、反応が薄くても諦めないで、何度も語りかけることが大事です。赤ちゃんはママの声を、しっかりと聞いています。

五感を発達させる時期

言葉が話せない時期でも、赤ちゃんは匂いとか、見えるもの、触った感覚、音、味覚という五感を働かせて、刺激を受け、外の世界の情報を知りたいと思っています。
なので、このくらいの時期から、色んな人や動物と触れ合ったり、自然の風やお花の匂いなどを嗅がせることは、とても重要なのです。

赤ちゃんには繰り返し何度も語りかけよう

前にも書いたように何かをする前に赤ちゃんに語りかけることは大切なポイントだと思います。例えば「お外は寒いからもう一枚お洋服を着ようね。」とか「おっぱいにしようね。」など、繰り返し言うことで、赤ちゃんは次の行動を予測できるようになっていくのです。
語りかけは、脳を刺激する大事な働きかけなので声に出して話しかける習慣を作っていきましょう。

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