子どもが大好きなお魚レシピ5選。かんたん調理で丈夫な体に

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魚は体に良いとは分かっていても、なかなか調理が面倒ですし、どうしてもお肉のメニューが増えがちですね。しかもお子さんは「お魚嫌い~」と言い、食べてくれない。どう調理しても、魚特有の、生まぐささや、骨はなかなか調理を難しくしています。わが家の娘も苦労してきました。でも、ちょっとの工夫でお魚が嫌いじゃなくなる … そんなレシピを取り上げてみました。お子さんとクッキングに挑戦してくださいね。

骨を取りやすい … ブリの煮つけ

背の青い魚の代表、ブリ。冬になると切り身が安く売られるようになります。
ブリは油が体に良いことで知られていますので、そのまま照り焼きか煮つけが良いですね。
とくに、大きな骨なので抜きやすい。やわらかく煮るコツは、お酒につけてから、両面を軽くあぶって、もしくはフライパンで軽く焼いてから。
みりん3に、だし醤油1、お酒1、水5の割合で。ちょっと臭みが気になるならショウガか山椒、お子さんが苦手なら玉ねぎでも臭みが取れますよ

イカのシンジョ

私は生まれも育ちも京都ですから、シンジョと聞くと、はもをすぐに思い浮かべます。
 早い話が、つくね。
 どんなお魚でもよいですのが、ミキサーがあればミキサーで、なければ包丁の背でつぶして。粘り気が出るまで徹底的に。
 あとは刻みネギやニンジンなどをまぜて、丸めて、おだしで煮るだけで完成。
 おだしは薄めで、こぶやカツオぶしで十分ですよ。
 なおアレルギー持ちのお子さんもいらっしゃいますから、与える時は少しずつ。

蒸しエビ・蒸しアサリ

お魚の仲間、貝やエビ、カニ。
 水族館や図鑑が大好きなお子さんなら、水族館の思い出話や、図鑑の話をしながらの楽しい食事になりますね。
 調理は簡単。むいたカニ、むいたアサリを蒸すだけ。磯の良い香りがします。
 ただしエビは、新鮮で刺身にもできるようなもの、甘エビ(バナメイエビ)のようなものを使ってください。大きなエビ、冷凍エビは蒸し過ぎると固くなって、せっかくの魚トライアルが失敗してしまいます。
お子さんと一緒に皮をむいたり、殻を取ったりと楽しいクッキングになりますね。
 こちらもアレルギー持ちのお子さんもいますので注意しながら召し上がってください。

カレイの塩焼き

大きな卵の付いている大きなアサバガレイ。煮つけにしても塩焼きにしても美味しい魚です。
 ここでは、卵がこりこり、プチプチと楽しくて、お子さんがお魚の姿が分かる塩焼きに挑戦です。
 ポイントは、臭いをどう和らげるか … 一般的にはレモンやショウガ汁を振りかけるケースが多いのですが、思い切って玉ねぎと大根おろしで食べてみませんか。
 玉ねぎは意外とにおいを取りますし、すこし焦げるくらいだと甘みが出てとってもおいしい。さらに大根おろしはつくりたてだと辛くなく、水っぽくありませんし、栄養の吸収にぴったり。
 大人にとっては、おいしいエンガワ(背びれ、胸びれ)は小骨が多いので、あらかじめ除去しておきましょう。

シャケのグラタン

グラタンはおいしい、マカロニやハムでもよいですが、お魚がごろっと入ったグラタンもまた格別です。
 シチューやグラタンに向いているお魚と言えば、鮭。サーモンですね。
 秋から春にかけては北海道の鮭もおいしい。
 コツは、あまり細かく切らないこと。元の形が残っているくらいがおいしい。
 さっと湯通しして、ぬめりを取ってからグラタン皿にいれて、インスタントでも、生クリームの手づくりでも。ニンジンやブロッコリーも甘くなりますのでおススメですよ。
 お子さんと一緒にクッキングしながら、少しずつ魚好きになっていってほしいですね。

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