秋から流行するRSウイルスって?最悪死にいたることも?

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新米ママさんの一番の気がかりや不安は突然赤ちゃんが体調が悪くなってしまったときではないでしょうか?症状などで病気が何なのか?予想が出来ると対処のしようもあるけど何も分からないと救急で病院に行かなくてはいけないものなのか?それとも自宅で様子を見てから小児科へ受診すれば良いのかも選択に悩みますよね。病気への知識を高めておけば赤ちゃんの突然の体調不良にも慌てずに対処出来ると思います。ここでは秋から流行するRSウイルスについて原因や症状など詳しくまとめてみました!

RSウイルスって?

そもそもRSウイルスってどんな病気なんでしょう?RSウイルスは乳児によく見られる呼吸器の感染症で風邪のような症状が出たり肺炎のような重い症状が出たりと様々な症状が出ます。特に注意したいのが生後数週間から数ヶ月の赤ちゃんです。この時期の赤ちゃんに感染してしまうと重症化してしまうと言われています。また低出生体重児や元々心臓や肺に持病を持った赤ちゃんも重症化してしまうリスクが高まるそうです。

誰でも掛かる病気

RSウイルスは乳幼児だけではなく大人も感染します。またほとんどの子供が1歳から2歳までの間に一度はRSウイルスに掛かるというポピュラーな感染症でもありますが一度感染しても充分な免疫が体内に出来ない為に何度も掛かってしまい何度か繰り返し感染することで免疫がつき出る症状が軽くなっていくと言う感染症です。誰でも感染してしまうので生後間もない赤ちゃんや妊婦さんは特に気をつけたいですね。

RSウイルスに感染してしまう原因は?

RSウイルスはくしゃみ等からの飛沫感染と接触感染が原因で感染してしまいます。接触感染とは、くしゃみ等をした時に飛び散り皮膚や衣類やおもちゃ等にウイルスが付着しそれを触った手や指等からの感染を言います。なので保育園等に通うお子さんや子供の多い場所に行く際には注意が必要になります。また大人でも感染してしまうので、パパやママから子供へまた子供からパパやママへ感染してしまう事も少なくないです。

症状は?

RSウイルスの症状は最初に鼻風邪のように鼻水が症状として出ます。その後に39度前後の高熱が出て咳が続く等の症状が特徴的です。また気管支炎や細気管支炎を発症してしまうこともあります。この細気管支炎が発症してしまうと肺炎や呼吸困難など重症化してしまい入院しなければならないケースもある為に赤ちゃんが発症してしまったらすぐに病院に行きましょう。またこのウイルスの潜伏期間は感染した日から5日前後と言われています。

治療法と予防法

RSウイルスには特効薬がなく、熱がある場合は解熱剤呼吸が苦しそうであれば気管支を広げる薬を使用します。また妊婦さんの場合は医師に妊娠中であることを必ず伝えましょう。またRSウイルスの症状が出てから完治と言えるまでは約1ヶ月程掛かると言われているので感染してしまったら1ヶ月は外出を避けて自宅でゆっくり療養しましょう。またこのRSウイルスの予防法で大事なのはうがい・手洗い・おもちゃやおしゃぶり等口に入れる物は消毒をし清潔に保つこと・生後6ヶ月までの赤ちゃんの外出は人ごみを避ける・マスク着用等すぐでも出来ることで予防は出来るのでしっかりと予防して家族みんなで健康に冬を乗り越えたいですね!

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