離乳食の大事なポイントまとめ

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赤ちゃんが成長する段階で、離乳食が始まります。

母乳やミルクから摂取していた栄養を、食べ物から補うようになる大切な離乳食。

赤ちゃんの健やかな成長のためにも、離乳食のポイントをちゃんと押さえて、進めていくようにしましょう。



離乳食を始める時期

離乳食を始める月齢としては、一般的に5・6ヶ月からが多いようです。
赤ちゃんの個人差や生活状況などによっても変わってきます。
それよりも早く離乳食を始めてしまうと、赤ちゃんはまだ体の発育が十分ではありません。
消化器官もまだ未熟で、あまり早くから離乳食を始めてしまうと、赤ちゃんの体では消化が間に合わず大きな負担となってしまいます。
また早くから離乳食を与えることで、食物アレルギーを引き起こしてしまう原因にもなります。
赤ちゃんの様子を見ながら、適正の時期に始めるようにしましょう。

月齢にあった離乳食~ごっくん期

目安としては、離乳食開始から1・2ヶ月頃です。
まず始めは10分粥の上澄みを1~3さじ程度から与えるようにしていきましょう。
この時期はお米やお野菜などを、ペースト状にすりつぶし、水分で薄めたような状態の離乳食を用意しましょう。
赤ちゃんがごっくんと飲み込める状態のものにしてみましょう。
量もまずは少量から初めてください。
この頃はまだ離乳食よりも母乳からの栄養摂取が主になるので、離乳食は栄養バランスよりも楽しく食べられる雰囲気作りを心がけましょう。

月齢にあった離乳食~もぐもぐ期

目安としては離乳食開始3・4ヶ月頃です。
この頃には赤ちゃんも食べることに抵抗がなくなっていきます。
むしろ自分で食べたいとスプーンを手にすることもあります。
ペースト状のものが慣れたら、つぎは上あごと舌でつぶせるくらいの硬さのものに変えてみましょう。
野菜は形が残るギリギリの柔らかさで、お粥は8分ほどに変えていきましょう。
この時期に赤ちゃんの排便に食べた野菜がそのままの形で出てくることがあれば、大きさや硬さを調節して、もっと食べやすいものにしましょう。

月齢にあった離乳食~カミカミ期

目安としては離乳食開始5・6ヶ月頃です。
もぐもぐ期よりさらに大きめや固めの離乳食を用意しましょう。
そうすることで噛んだり、つぶしたりと口の中でしっかり細かくしてから飲み込むことを覚えていきます。
この頃になると離乳食の量も増え、母乳よりも離乳食のほうが栄養を摂取する主な方法になっていきます。
薄味で栄養バランスも考えた離乳食を用意しましょう。
また赤ちゃんも好き嫌いや、食べないなどの意思も出てきます。
メニューのバリエーションを増やし、赤ちゃんが食事を楽しめる工夫も大切になります。

月齢にあった離乳食~ぱくぱく期

目安としては離乳食開始7ヶ月~離乳食完了時期です。
この頃にはパパママのメニューからとりわけもできるようになります。
できる限り赤ちゃんに合わせるようにして薄味にするか、味を付ける前に離乳食の分を取り分けるようにしましょう。
食べれる食材も増えてくるので、栄養豊富に離乳食作りに取り組みましょう。

 

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