0~1ヵ月の新生児のお世話のポイント

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生まれたばかりの赤ちゃんとの生活は、初めてのことばかり・・・

赤ちゃんの為にしてげられるお世話のポイントを、生まれてから1ヶ月に焦点をあてて、まとめてみました。

赤ちゃんとの生活のヒントにしてみてください。



体重のチェック

生まれたばかりの赤ちゃんは、生後3日~5日の間に生まれた時の体重から200g~300g減少します。これを生理的体重減少と言います。
そして1週間くらいかけて出生体重まで戻ります。
その後は1日25g~30gくらい体重が増加していきます。
だいたい1ヶ月検診の頃までに700g~1kg増加していることになります。
生まれたばかりの赤ちゃんは母乳やミルクを飲むのが上手ではありません。
その為に授乳はしっかりしていても、実は母乳が飲めていない事も…
毎日毎日神経を尖らせる必要はありませんが、赤ちゃんの体重の増加で1回の授乳でどのくらい飲めているかも確認できるので、参考にしてみるのも赤ちゃんの様子を知る上でいい事です。

オムツを替える

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおしっこを溜めておくことができないので、一日に15回~20回ほどのおしっこをします。
この時期はオムツ替えのたびに、柔らかな便がついている事もあります。
免疫力も弱く、皮膚も敏感な時期なのでこまめにオムツを替えてあげましょう。
汚れたオムツのままでは、オムツかぶれの原因にもなります。
また赤ちゃんのオシリは敏感で、使用しているオムツやオシリ拭きが肌に合わず炎症を起こしてしまう事もあります。
オシリはいつも清潔に保つようにしておきましょう。
便の色や状態で赤ちゃんの病気がわかることもあります。
オムツ替えるときは、しっかり確認しましょう。

授乳する

この頃の赤ちゃんは2・3時間おきにおっぱいを欲しがります。
1日に8回~10回、時間は左右各10分ずつと言ったところでしょう。
まだ赤ちゃんも十分な量を飲むことができず、授乳間隔も定まらない時期なので、欲しがる時は欲しがるだけ与えましょう。
ミルクの場合は、飲みすぎると栄養過多になってしまう事もあるので、ミルクの缶に書かれた用量を守って与えましょう。
ママの食べた栄養がそのまま母乳へと影響していきます。
なるべく栄養バランスがよい食事を取るように心がけてください。
また、母乳・ミルクを与える際は赤ちゃんをしっかり見て与えましょう。
赤ちゃんはママのやさしい眼差しが大好きなのです。
携帯やテレビを見ないようにしましょう。

お風呂に入れる

赤ちゃんは新陳代謝がが高く、分泌物も多く汚れがたまりやすいです。
毎日お風呂に入れて、清潔に保つように心がけましょう。
この時期はまだ一緒に湯船につかることはできないので、ベビーバスでの沐浴になります。
お風呂の温度の目安は夏場なら38~39℃、冬場なら39~40℃を設定しましょう。
長湯は禁物なので、全ての工程を含めて15分くらいで終わるようにしましょう。
特に、首・股・脇などが汚れがたまりやすいので、優しくきれいに洗いましょう。
そして耳に水が入らないようにしっかり塞いで洗い流すようにしてください。

スキンシップをとりましょう

まだ目がしっかりとは見えない赤ちゃんですが、手や体に触れる感触はわかります。
ママやパパの優しい声や、肌と肌との触れ合いが赤ちゃんの成長にとって、最も大切なことです。
これから先、赤ちゃんが成長していく中で、強い絆になっていきます。
授乳やオムツ替えなど、全てがスキンシップの場になります。
たくさん抱っこし、たくさん触れ合い、赤ちゃんとのスキンシップを心がけましょう。

 

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