子供もできる夏休みから始めるお手伝い5選

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もうすぐ長~い夏休み。

時間がたっぷりあるこの時期だからこそ、将来 子供が自立するために必要な「生きる力」を身に付けることができる「お手伝い」をさせてみせんか?

お手伝いをさせるほうが面倒、大人になったらやることだから今からやらせなくていいと思うこともありますが、自立の準備をさせてあげるためにも、すごく簡単なことからお手伝いをはじめてみましょう。



交換

トイレットペーパーがなくなったら補充する、タオルが汚れたら交換するなど、暮らしの中には「交換」するものがたくさんあります。
子供には家族が気持ちよく暮らせる状態をキープするためのお手伝いから始めさせてみてはいかがでしょうか?

子供が使った後、トイレットペーパーがなくなったり、タオルが汚れたり濡れたりしていたら知らせるように言いましょう。そして親が交換するときにやり方を教えてあげます。

次のステップは、子供自身に交換してもらいましょう。
そのためにはトイレットペーパーやタオルなどを子供が取りやすい場所に置いておくといいですね。

洗濯

洗濯は汚れを落とすことが目的ですが、それだけではなく、洗いあがった衣類のしわを伸ばして干し、乾いたらいいにおいを嗅ぎながら衣類を取り込んで畳む。心も体ものびのびするような作業だと思います。

洗濯を干すときに「Tシャツをちょうだい」と子供に探させたり、靴下など小さなものは子供にピンチに留めさせたりしてもいいですね。

乾いた洗濯物を一緒に畳む。幼稚園や保育園に通い始めると自分の脱いだ洋服は自分で畳むようになるので、その練習にもなります。

ゴミ出し

「ゴミは出せば終わり」という感覚になってしまいますが、生ごみは水を切ってだす、ビンは中を洗ってだす、段ボールは大きさを揃えて束ねてだすなど片付けてくれる人が片付けやすいように始末することが大切です。
まずは家庭内のゴミ捨てルールを教えていきましょう。

ゴミをまとめる日に「ゴミ箱を持ってきてね」と声掛けしましょう。
親の持っているゴミ袋にゴミをあけて、ゴミ箱を元の場所に戻しておしまいです。

掃除

掃除とは、ほこりやゴミ、汚れを取り去って家をきれいにすることです。
物理的な汚れを取り去るだけでなく、掃除することによって前向きな気持ちになったことは多くの方にあるのではないでしょうか。
子供が「どうして掃除するの?」と聞いてきたら「汚いと気持ち悪いでしょ」と答えればわかってもらえるはずです。

掃除機に興味を持ち始めたら、掃除機のプラグをコンセントに抜き差しする係にしたり、コードの出し入れ係から始めてみてはいかがでしょうか。
掃除機の上手なかけ方も少しずつ教えていくのもいいと思います。

片付け

掃除と片付けは違います。掃除は汚れを落としてきれいにすること。
片付けは使ったものを元の場所に戻すことです。
片付けがきちんとできることは、単にきれい好きになるというだけでなく、モノと上手に付き合えるようになります。

まずは、自分が使ったものは自分で元の場所に戻すという習慣を夏休み中につけてみてはどうでしょうか?
例えば、昼間遊んだオモチャが食卓の上にのっていたら食事の前に片付けさせましょう。

お出かけから帰ってきたら、子供の持ち物は子供自身にお片付けさせてみませんか。
汚れた衣類は洗濯物入れに、水筒はキッチンにといった具合です。

子供たちはお父さんやお母さんの役に立ちたいと思っていて、何かできるととてもうれしくなります。
子供のやる気をあげるなら、お手伝いをしたらカレンダーにシールを貼るなどして、子供が楽しみながらできることを取り入れてみてください。

 

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