お手伝いのメリット。子供が自分の事を出来るようになる!

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お手伝いには、親が毎日している家事の意味を理解したり、

自分の役割が出来、自分は必要とされているという感覚が味わえます。

とは言っても、手伝ってもらうよりも、大人がやった方が早いし、余計に手間がかかったりするので

ついつい大人がやってしまいますよね。

でも、子供を成長させるチャンスと思い、お手伝いをしてもらいましょう。



いつからお手伝いを始めたらいいか

子供はお手伝いをするのが大好きです。
子供がお手伝いをやりたがったら、出来そうなことからどんどんお手伝いしてもらいましょう。
初めてのお手伝いは、短い時間で出来る、簡単なことから始めましょう。
一度にたくさんのお手伝いや、難しいことを頼んでしまうと、お手伝いが嫌になってしまいます。
洗濯ものをたたんだり、食事の準備をしたり、身近なものから継続してお手伝いができるように
工夫してみましょう。

お手伝いの失敗は叱らない

失敗しても決して叱ってはいけません。
せっかくのお手伝いしたいという気持ちがつぶれてしまいます。
役に立ちたいとやってくれたことなので、少々のことには目をつぶり、大目に見てあげて下さい。
少しずつ上手に出来るようにアドバイスをしていけば、段々と上手になって行き、
素晴らしいママの戦力になってくれます。
そして、手伝ってくれたことに忘れず感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることで、お手伝いを継続してやっていくことが出来ると思います。

お手伝いをすることで、忍耐力と責任感が養えます

お手伝いをすることによって、自分の役割が出来、家族の一員という実感が出てきます。
そして、お手伝いをやり通し、継続することで責任感や、忍耐力が養えます。
お手伝いを継続してするというのは、なかなか難しいことですので、
楽しく続けられる工夫が大事になってきます。
継続の大切さを教えるおススメのお手伝いは、動植物を育ててみるお手伝いです。
植物は、毎日ちゃんと水やりのお世話をしないと、きちんと育たなかったり、枯れてしまいます。
それから、お手伝いを頼むときは命令口調は厳禁です。
やらされているお手伝いというのは、誰でも嫌なものでやらなくなってしまいます。
まずは子供のやりたい気持ちを大切にしてあげて下さいね。

お手伝いは自立の一歩

自立というのは自分の身の回りのことが出来、さらに身近な人と協力し、
問題を解決し、社会の中でうまくやっていくこと。
でも、親に何でもしてもらうだけの「お客様」では、生活の技能や自主性、
忍耐性はもちろん、やってもらうのが当たり前で親への感謝の気持ちや
家族への思いやりの心も育ちません。
お手伝いをすることで仕事の大変さを経験していくと、成長と共に、
親への感謝の気持ちも育っていきます。
また、炊事、洗濯、その他家庭のいろいろな経験のお手伝いをしていると、
自然に生活力が身につきますので、自立に役立ちます。

親も忍耐が必要です

手伝ってもらうより自分がした方が早いし、余計に手間がかかると、
ついつい目先の時間に追われて親がやってしまいがちですよね。
確かに自分でする方が楽な場合が多いかもしれませんが、
自分が人の役に立っているという自信は、自尊心を育て、思いやりのある子に育ちます。
ここは温かい目で見守りながら、沢山のお手伝いを経験させてください。

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