手作り招待状 気を付けたい5つのこと

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結婚式は何かと費用がかさむもの…。“すこしでも費用を抑えたい”または“自分らしさを出したい”と手作りグッズを活用している人も多いはず。ただ、手作りとはいえ間違えられない!
今回は手作り招待状を作る際の気を付けたい5つをご紹介します。



1 招待状‐文面:時候の挨拶‐

 手紙やはがきでよく目にする時候の挨拶。いつもであれば自分が書いているときの時候の挨拶を入れますが、結婚式招待状の場合「相手に渡しに行く(または届く)月」の時候の挨拶をいれます。
 また、その月のいつ位に届くのかも意識したいところ。例えば3月の時候の挨拶。3月上旬なら「向春の候」、中旬なら「早春の候」、下旬なら「春分の候」などがあります。きちんとリサーチして時候の挨拶を決めましょう。

2 招待状‐付箋:ガーデン挙式などについて‐

 「挙式やウェルカムパーティをお庭でしたい」という人もいるでしょう。開放感もあって素敵ですよね!
 ただ気を付けてほしい先入観…“この時期なら暖かいだろうから大丈夫”、“わざわざ伝えなくても大丈夫だよね”と思ってしまいがちですが、感じ方は人それぞれ。また大丈夫と思っていても、年によっても寒かったり、残暑が続いてたりなんてこともあります。付箋で“晴天時はお庭で挙式(またはウェルカムパーティ)をします”と一言いれておくとゲストに“気遣いのできる人ね”と好印象が残るでしょう。
 それでも入れたくないという人は、招待状を渡すときや会った時に伝えておくと親切ですね。

3 返信はがき‐表面‐ 

 人口の1~2%の人、乳児に限定すると約10%の人が何らかの食物アレルギーを持っているとされているこの頃。食事を楽しみにしているゲストも多いですから、返信はがきのメッセージの欄にアレルギーの有無を聞く文面を入れておくといいでしょう。
 また、送迎バスがある人は送迎バス利用の有無を入れたり、遠方からのゲストのためにホテルをとる人はホテルの利用有無を入れるとゲストの方にも親切です。自分たちの確認の際も楽になります。

http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/01/05.html

4 返信はがき‐裏面‐

 ついつい表面ばかりに気がいってしまいますが、裏面も要注意!
 返信はがきは自分たち宛に来るので「○○様」ではなく必ず「○○行」で印刷しておきましょう。また返信はがきの慶事用切手も貼り忘れずに。封をする前にチェックして。

5 封筒‐宛名は毛筆?ボールペン?印刷?‐

 ゲストがまず目にするのは招待状の宛名。一番格が高いのは毛筆とされています。得意であれば毛筆が一番ですが、なかなか書けないのが現状。そうした時は筆ペンを試してみましょう。筆ペンもうまくいかないようであれば、楷書など毛筆調のフォントで印刷をしましょう。ボールペンは使い慣れていて楽でしょうが失礼にあたるので使うのは控えたいですね。
 自分で時間が取れないという人は“筆耕”を利用したり、“招待状宛名印刷”などを利用するのもいいでしょう。
 ちなみに招待状が横書きであれば宛名も横書き、招待状縦書きであれば宛名も縦書きです。お間違えのないように!
 封筒もついつい宛名ばかり気にしてしまいますが、裏の差出人も忘れずに。差出人が“両家”なのか“自分たち”なのかきちんと両家に確認しておきましょう。

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