妊娠出産前に考えたい居住地選びの5つのポイント。どこで育てる?

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夫婦二人の頃はどこでも住めたけれど、子供が増えるとなると子育て環境の事も気になるもの。

特に最近は待機児童増による保育所不足、騒音トラブルの問題、子供を狙った犯罪も増えてきていて、これから親になる人達にとって心配の種は尽きません。

一方で、地方の自治体では地方移住を呼びかけるなどの動きも活発化しています。

子供をどんな環境で育てるか、妊娠出産前に夫婦で考えたい居住地のポイントを5つご紹介します。



都会で子育てする?

交通網も十分にあり、お店も存分にある都市部。

人口が多いので病院やクリニックなどの施設に困る事はほとんどありませんので、都市部での子育ては比較的しやすい方だと考えられます。
子育て支援や病児保育などの施設が多いのも都市部のメリットです。

ですが、人口が多い分、保育所に入れずに待機児童になるリスクもあるのが都市部の傾向です。
産後、早めに社会復帰したい方にとっては対策を十分練らないと一気に住みづらくなる事も。

また、空気が悪く遊べる公園も限られるなどのデメリットもあります。

地方で子育てする?

自然に囲まれ、四季を感じながら過ごせるのが地方のメリット。
最近では自治体をあげて制度を整え、子育て世代の移住を呼びかけているところもありますね。

よほどの山間部・過疎地でなければ病院やスーパーなどの最低限の施設は揃っています。
また、子供の数は減少傾向なので、保育所に入りやすいというメリットがあります。

ですが地方ゆえの弊害も勿論あります。
まず生活の為に車が必要になるケースが大半です。買物は基本的に車で行くのが地方暮らしのセオリー。バスも幹線道路沿いでなければ通らない地域もあります。

また、子供が少ない為、病児保育や一時預かりをしてくれる施設があまりないことや、学校での部活動の種類が少ないなどのデメリットもあります。

アパート・マンションに住む?

子供が増えると荷物も一気に増えるもの。
子供が生まれるのを機に新居に引っ越す方も多いのではないでしょうか。

その際、賃貸アパートやマンションを考える方もいらっしゃるはず。

けれどまず気になるのは「子供の声や足音が騒音にならないか」という事。
声や足音は完全に防ぐことは出来ません。

アパートやマンションに子連れで済むなら、「1階の角部屋」を中心に探すか、子育て世代が多い物件を探すようにしましょう。
最近ではマンションでもキッズルーム完備の物件が増えてきています。

とはいえ集合住宅は他の住人への配慮が必須。
2階以上になると「自分の家の床=下の階の天井」になることを忘れずに!

一戸建てを建てる?

アパートやマンションは周りへの騒音が気になるし、賃貸なら家も綺麗に使わないといけないから小さい子供がいると気を遣って大変……

だったら一戸建てを持とう!とマイホームを考える方もいらっしゃるかもしれません。

けれどマイホームは人生で最大の出費イベントと言われるぐらい、何千万ものお金が動きます。
なるべく安く済ませたい人は、リノベーション済みの中古物件や、建売住宅から探してみるのもいいですね。

住みたい地域があれば、早いうちから不動産屋のチラシなどをチェックしておくといいですよ。

実家の近くに住む?

夫婦二人での子育てはとても大変です。
そんな時、周りに協力してくれる家族がいたら心強いですね。

特に実家の両親はとても頼りやすいサポーターになります。
両親としても、孫の顔をすぐ見られるのなら嬉しいと思うはず。

けれど実際、同居や近距離別居でも、うまくやっていくためにはお互いの努力や気遣いが必要です。
自分の実家ならいいけれど、相手の実家はちょっと苦手……という人もいますよね。

もしどちらかの実家に同居や近居する場合は、夫婦と両親含めてきっちりと話し合いましょう。

特にパートナーの意見は尊重して下さいね。

納得する環境で楽しい子育てライフを送れますように!

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