家事に育児に仕事……「お母さん」ってやる事がたくさんで時間がもっと欲しい!って思ってらっしゃる方、多いのではないでしょうか?
職場復帰して働いている方はもちろん、専業主婦の方もどこかで「ほっと一息」つける自分だけの時間が欲しいですよね。
「育児中なのに自由時間が欲しいなんて思っちゃいけない気がする……」なんて罪悪感を抱える必要はありません。
リフレッシュ出来れば、その分お子さんと笑顔で接する事が出来るメリットがあるんです。
今回は自由時間を作るコツについてご紹介します。
まず初めに「何をしたいか」を考える
育児中は四六時中子供にかかりっきりで、夜も寝不足、ご飯もゆっくり食べられないしお風呂もカラスの行水状態……世のお母さんは皆こんな感じです。
自由時間を作る前に、「今の自分は何をしたいか?」を考えてみる事からおススメします。
「ゆっくり寝たい・本が読みたい」
「趣味の手芸やハンドクラフトの時間が欲しい」
「たまには外食・ショッピングがしたい」
「友達に会ってお茶がしたい」
「美容室やサロンに行きたい」
などなど、優先順位をつけて整頓してみましょう。
その中で一番やりたい事、その為にどれぐらいの時間が必要かを決めるといいですよ。
子供の生活リズムを把握する
家の中で出来る「自分の為の時間」なら、子供の生活リズムの中で作る事が出来ます。
一番は「お昼寝」の時間中。
朝早く起こせば、月齢によっては午前・午後に1,2回お昼寝の時間が出来ます。
もし抱っこや添い寝をしてないと寝ない……という場合は、「おんぶ」で乗り切るのもひとつの手。
おんぶをしていればお母さんの体温を感じる事が出来て、意外にぐっすり寝てくれます。
背もたれのない椅子などに座れば、読書やちょっとした手芸なども可能。
夕方にご飯を食べさせて夜8時~9時に寝かせれば、10時頃にも夜の自由時間が出来ます。
いわゆる「シンデレラタイム」というものですね。
身体がきつくなければ&お子さんの夜泣きが無ければ、0時頃まで案外過ごせますよ。
一番の味方、「お父さん」に頼ろう
育児のパートナーである「お父さん」。
「お父さん」である夫がいる休日などは、存分に頼ってしまいましょう!
例えば子供を連れて近所の公園に出かけてもらったり、祖父母の家に行ってもらうだけでもOK。
1日中でなくても3,4時間もあれば、お母さんもちょっとお昼寝やゆっくりお風呂に入る事も出来ますよね。
子供がいるとやりづらい趣味や作業なども、この間にやってしまいましょう。
ただし、お父さんも普段は仕事で疲れが溜まっています。
子供のお世話をお願いするのは隔週にして、お父さんにも自由時間を作ってあげて下さいね。
近ければ心強い!実家&義実家
もし実家・義実家が近ければ適度に利用するのもかしこいやり方です。
祖父母としても、孫と会ったり出かけられるのは嬉しいはず。
慣れれば日中まるごと預ける事が出来るのもメリットが大きいです。
ただ気を付けたいのは、親世代と私たちの世代では育児の方針が違うという点。
食べさせたくないもの、やらせて欲しくない事などがあれば事前にちゃんと伝えた上で預けましょう。
また、実家・義実家とはいえある程度遠慮は必要です。
親の世代からすれば「子供を預けて遊びに行くなんてけしからん」と思われる事も。
どうしても子供を連れていけない病院や用件、仕事の時などに頼るのが無難かもしれませんね。
意外に安い!一時保育サービス
夫は仕事が激務で休日に子供を見てもらうのは難しい、実家が遠くて預けられない、子供に手がかかり過ぎて自分の時間が作れない……
そんな事情のお母さんにおススメしたいのが「一時保育」。
市の子育て支援センターや、公立の保育園などで週に2,3回程度のペースで預かってくれます。
金額は自治体によってさまざまですが、安い所だと1時間300円~500円程度、保育園ならば1日2000円前後で夕方前まで預かってくれる所もあります。
いずれ保育園や幼稚園に入れる予定ならば、慣れさせるつもりで預けてしまうのもひとつの手。
公的なサービスなので罪悪感を持つ必要はありません。
子育ては母親一人で抱えるにはとても地道で大変なもの。
周りの人や行政サービスを上手く使って、お母さんも笑顔で過ごせるようにして下さいね。