待ちわびタイプの子供がキズついた時に効く3つの言葉

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子ども自身が傷ついて落ち込んでいる状態になると、、親自身も落ち込んでしまうことが多いものです。そんな時に我が子への声かけはとても重要になります。ここでは、取り残されたときに心が沈んでしまう「待ちわび」タイプの子どもの特徴と、とっておきの言葉をいくつか紹介します。



「待ちわび」タイプの特徴

「待ちわび」タイプの子どもは、引っ込み思案なところがあり、私が私がと前に出るよりは、後ろの方でポツンとしていて少々傷つきやすいという特徴があります。傷つきやすさという面から考えると、叱られることの多い兄弟がいたり、関心が自分に向くことが少なかったり、また周りから常にサポートされるといったことがあったのかもしれません。そのため、自信を持ちにくいというところがあるので、傷ついてしまった時心の回復に少し時間がかかるのかもしれません。まずは不安な気持ちを受け止めて、自分から話しかけられる方法を伝えてあげることが大切です。

「びっくりしたね。でも大丈夫だよ」

感受性が高く、周りが叱られているのを見て、自分が叱られたかのように感じてしまう面があるので、直接言われていなくても傷ついてしまうことがあります。「大丈夫だよ」と安心感を確保することと、こんな気持ちになるよね、という気持ちを言葉にすることが、傷ついた心を回復させる手助けとなります。不安になったり怖かったりする気持ちをわかってもらえる体験が大事です。

「お母さんに教えてね」

声を掛けられることを待っていることが多いので、困っているときに置いてきぼりになるのではないかと心配になることがあるようです。家ではお母さんが側にいてフォローしてあげることができますが、幼稚園や保育園などでどうしているか気になると思います。「幼稚園で困ったことがあったらお母さんに言ってね」と。安心できる場所でゆっくり話せる機会を与えてあげるようにしましょう。

「『先生!』って呼んでみるといいよ」

お母さんがいないところで不安な気持ちになったり、たまたま先生が忙しくて対応してもらえずに、心細い思いをすることもあるでしょう。このようなことはむしろ、自分から話しかけるきっかけとなることも多いので、そういう時はこうするといいよといった対応策を教えてあげて下さい。

まとめ

子どもが傷ついて落ち込んでいると、親は子どもの傷つきが痛いほど分かってしまいます。友達から冷たくされたり、言いたいことが言えなかったりした時の淋しさなど、自分の子どもの時の体験を重ねてしまうことも多いでしょう。しかし、こういった気持ちにとらわれてしまうと、子ども以上にへこたれてしまうこともあります。自分の落ち込みに気付いたら、その落ち込みをまず直すことも大事なことです。

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