産まれたばかりの赤ちゃんにもたくさんの個性があります。よく寝る子や全然寝ない子。
私が出産して驚いたのが、寝てばかりだと思っていた赤ちゃんが寝ない事でした。
最近ではネントレ本やネットでの情報がたくさんありますが、今回は色々な方法を抜粋してご紹介します。
ネントレとは?
ネントレとは”ねんねトレーニング”の略で、【子供が自分の力で眠れるようにする練習】の事です。
親が多少の手助けをして入眠を上手にさせるというものもあるようです。
○○式といったように様々な方法があり、厳しくタイムスケジュールが組まれているものもあれば、とてもゆるいやり方もあります。
自分や赤ちゃんに合ったものを組み合わせて、オリジナルネントレを実践している方も多いようです。
いつから開始するの?
生後すぐから開始する方法があります。こちらは、はじめからねんね上手な赤ちゃんに育てるといった方法でしょうか。
6ヶ月以降を推奨している方法もあります。こちらは夜泣きが始まった頃から開始といった感じで、色々試して改善されない場合ネントレを。という考え方もあるようです。
またネントレとは少し異なるようですが、生後3か月まで役に立つアイテムという事でスワドルで寝かせる方法などもあります。こちらは自分で眠れるようにというより、安心感を与え、結果眠れるという方法のようです。
泣かせるネントレ?泣かせないネントレ?
有名なネントレでは、このふたつに分かれるようです。
どちらも基本は生活リズムの改善からスタートします。
泣かせるネントレは、就寝時赤ちゃんを布団へ連れて行ったらママはそのまま退室。大泣きしてもすぐに部屋に入ってはいけなく、最初は5分、慣れてきたら5分ずつ泣かせておく時間が伸びていきます。入室しても1分程トントンするだけ。添い寝も抱っこもNGという方法。
泣かせないネントレは、添い寝やトントンで赤ちゃんに安心感を与えながら寝かせる方法。しかし泣かせないと言っても、それまで抱っこや添い乳で寝る習慣のあった子はほとんどの子が泣いてしまうようです。
他には、泣いていたら抱っこして落ち着いたらすぐ布団に下ろす方法もあるようです。
共通する点は?
基本的に生活リズムを規則正しく過ごす。これが大前提にあるようです。
起床や授乳、昼寝や就寝などを毎日だいたい決まった時間にするというだけでなく、就寝時間が遅かったりするのもNGです。昼寝をさせすぎるのも、夜寝なくなる原因になります。
後々大変になる寝かしつけはしない。細かく言えば、抱っこしたまま寝かせたり、添い乳をする、夜泣き対策でよく聞くドライブでは寝かせないという事です。
NGとした事は1回たりともやってはダメです。泣いている赤ちゃんが可哀想と思って1度だけならと決めた事を変更してしまうと逆に赤ちゃんが混乱してしまいます。
どんなに泣かれても、イライラしながら寝かしつけしてはいけません。今までの寝かしつけから突然変わってしまう赤ちゃんが泣くのは当然。その覚悟を持ってネントレを開始する事が大事なようです。
賛否両論あるネントレだけど・・・
赤ちゃんを泣かせておくなんて可哀想。そう思ってよく思わない人もいるネントレですが、上手に眠れない赤ちゃんの育児をしているママはとても大変ですよね。
睡眠は大人だけでなく、赤ちゃんにとっても大切な時間です。眠いのに上手に眠れず何度も起きてしまうのは赤ちゃんもツライのではないでしょうか。
数日間の苦労を乗り越えれば、ねんねの上手な子になるかもしれない。そうなれば、日中もご機嫌に過ごせる時間が増えるかもしれないし、ママも余裕が出てくるかもしれません。
赤ちゃんの睡眠で悩んでいる方、ご自分の睡眠不足で悩んでいる方は”ネントレ”と試してみてはいかがでしょうか?