寝ない子を持つ親に伝えたいポイント5選!なんで寝ないの?

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おっぱいやミルクを飲んだらスヤスヤ、夜も朝までぐっすりまとまって寝るお子さんがいる一方で、抱っこしないと寝ない、置くと泣く、夜もなかなか寝つかずグズるお子さんもいらっしゃいますよね。

寝るのが苦手なお子さんをお持ちの親御さんは、「よその子はぐっすり寝るなんてうらやましい……」って日々悩んでしまうもの。

昼寝もなかなかしないとなると、家事やリラックスタイムもやりにくいですよね。

新生児の頃から寝なかった子を持つ筆者の経験を含めて、今回は寝ないお子さんへの対処法・気持ちの切り替え方をご紹介します。

悩める方へのヒントになれば幸いです。



寝ない赤ちゃんの方が多い!

新生児~1歳までの間は「抱っこしてないと寝てくれないし、置いたらすぐ起きるし、夜も1時間おきに起きるし……」と悩まされている親御さんも多いのではないでしょうか。

筆者の子供も同様で、産後3日目から抱っこしていないと眠らず、ミルク・授乳後も寝ずにずっと泣いていたため、助産師さんにも「この子は寝るのが大変そうな子だね」と言われるほどでした。

昼寝も布団に置いてまともに寝ることはほとんどなく、一番長くて10分程度。
夜も添い乳で眠らせていたのもありますが、1時間おきに泣いて起きていました。

あまりにも寝ないので保健師さんに相談すると、「赤ちゃんは基本的には寝るのが下手だから、ぐっすり寝る子の方がまれですよ。お母さんの体温や心音を聞いて安心しますから、出来れば添い寝してあげて下さい」とアドバイスを受けました。

とはいえ抱っこしたまま・添い寝だと家事も何も出来ませんよね。
私がとった方法は、家の中でも抱っこひもをしたまま寝かせたり、料理の際はおんぶに切り替えて乗り切りました。

<ポイントその1>
「うちの子寝ないんだけどおかしいんじゃないかしら」と不安に思わないことが大事。

赤ちゃんのうちは寝ない子の方が多いもの。ぐっすり寝る子はレア!

けして親御さんのせいではないので思いつめないで!

たくさん遊ばせてるのにあまり寝ない!

赤ちゃんは生後半年~8ヶ月ごろになると寝返りをおぼえ、やがてずりばいやハイハイを始めるようになります。
そうすると運動量が増えるので赤ちゃんも疲れる=よく寝る、と言われますよね。

周りのお子さんもハイハイをするようになったら夜寝るようになった!という話を聞くようになり、筆者夫婦も希望を持ちはじめました。

朝7時に起こし、午前か午後に3時間ほど支援センターなどで遊ばせるようにしたのですが、我が家は移動中の車の中かベビーカーで10分ちょっとしか寝ず、抱っこして布団に置くとやっぱり泣いて起きる……の繰り返しでした。

お昼を持参して1日中支援センターで遊ばせても同様です。

規則正しい生活をしていても、まとまって昼寝をせず、夜は相変わらず1時間~2時間弱おきに泣いて起きる生活が続き、検診の際と保健センター、発育相談で寝ないことについて相談したところ、このようなアドバイスを頂きました。

「この子は体力があるんだね。だから寝ないのかもしれない。あと目をつぶって何も見えないのが怖いかもしれないから、ぐっすり寝るまで手を握ったり歌ったりお話をしてあげるといいですよ」

夜は添い乳をしつつ、なるべく手を握ったり背中や胸をぽんぽんと叩くようにしながら寝かせるようにしたら1歳の頃には「3時間」はまとまって寝てくれるようになりました。

<ポイントその2>
体力がある子供はなかなか寝ない!

暗い・何も見えないのが不安で眠れないのかもしれないので安心させよう

車やカートで寝たっていいじゃない!

あまりにも子供が寝ないと、主に面倒を見ているお母さんも段々滅入ってしまいますよね。
「自分の育て方がいけないんじゃないか」「どこかおかしいんじゃないか」と自分を責めてしまうことも……

特に子供が昼寝をしないと、お母さんとしては一息つく時間もなくて疲れてしまいますよね。
家事もその間に出来ないし、とイライラしてしまいがち。

ですが、車やベビーカーで寝てくれるならむしろそれを利用してみてはどうでしょうか?
家事の事はこの際二の次に考えましょう。

もし車で寝てしまってもいいように好きな本や雑誌など、時間つぶしが出来るものを車内に置いておく。(冷暖房や換気などには気を付けましょう)

散歩の途中でベビーカーで寝てしまったら、木陰で自分も休むなど一息つく時間を。

もし近くに大きなショッピングモールがあれば、昼寝の時間に合わせて出かけてみてはどうでしょうか?
子供用カートやベビーカーで寝ているうちに、普段ゆっくり見られないショップや本屋などをまわる事も出来ますよ。
そうすればお母さんのリフレッシュにもなりますね。

<ポイントその3>
家でお昼寝させることにこだわらない!

外出先で寝てくれるのならそれを逆手にとってみよう!

添い乳をやめ、寝たふりを決め込む

母乳を飲む子は眠りが浅い、と言われたことはありませんか?

母乳は消化がいい分、すぐに吸収・排泄されて空腹感をおぼえるので赤ちゃんは泣いてしまうんだそうです。

また、添い乳も「おっぱいをくわえているうちに安心感で寝る」→「口元に何もない事に気づいて泣く」というルートがあるので、どうしても眠りが浅くなりがちです。

ですが、添い乳はお母さんも横になったまま寝かしつけが出来るので楽ですよね。
それもあってなかなか踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者も同様に、どうしても寝ない時は添い乳に頼っていました。
ですがさすがに1歳を超えても2時間ごとに起きるのは親の身体もつらく、保健師さんのアドバイスを受け、夜の添い乳を止めて「寝たふり」を決め込むことにしました。

・寝る前にたっぷりおっぱいを上げる
・添い寝しつつ、親も寝たふりをする
・泣いてもすぐ抱っこしたりあやしたりしない

初日は大泣きしなかなか寝つかず苦労しましたが、3日目には諦めたように自分で目を閉じて寝るようになりました。
なんと未明まで6時間まとめて睡眠!
1週間後には朝まで一度も起きずに寝てくれました。

<ポイントその4>
添い乳は寝かしつけは楽だがまとめて睡眠には不向き。
朝まで寝かせたいなら思い切って添い乳ストップを!

寝ない子でも眠いときは寝る!

寝る・寝ないもまた子供の個性の範囲。

筆者の子供は「なかなか寝ない」という個性を持っていましたが、周りには「ご飯をちょっとしか食べない」「人見知りが激しい」「お風呂を嫌がる」など、それぞれに悩みを持ったお母さん達がいました。
我が家と同様に眠りが浅いという悩みをお持ちの親御さんも結構いました。

それでも、せめて1日1時間でも布団でお昼寝してくれたら……と悶々と悩んでいたある日、支援センターのスタッフさんがこう言ってくれたのです。

「人間だから疲れたら眠るし心配しないで!ずっと寝ないわけじゃないし、今の段階でこれだけ元気で体力があるなら、スポーツに向いてるかもしれないよ。遊びに行っても存分に遊べるじゃない。もっとプラスに考えてね」

私としては目からウロコが落ちる思いでした。

それまでは「何で周りの子みたくぐっすり寝てくれないの!」と比べてイライラ、マイナスに考えていたのですが、「なるほどなあ」と思えたのです。

子供の将来を考えたら、「すぐにスタミナ切れして続かない子」よりは「体力のあって元気な子」の方が安心出来ませんか?

お子さんの睡眠に悩まされている方にとっては「いつか楽になるよ」という言葉は聞き飽きているかもしれません(筆者もそうでした)。
ですが、ちょっと考え方やとらえ方を切り替えるだけで少し気持ちが楽になります。
体力的にきつい時は、ご主人や一時預かりなどを利用して休む機会を作って下さいね。

<ポイントその5>
子供も人間なので疲れたら寝たい時に寝る!

寝ない=スタミナ・体力がある子だとプラスに考える

親も体力が資本!辛いときは周りや行政に頼って休もう!

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