イクメンの定義とは?結婚する夫は「自称イクメン」or「本物のイクメン」どっち??

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結婚する時に確認しておきたいのが、子供が産まれたら子育てを手伝ってくれる「イクメンかどうか」。しかし、最近では、イクメンも「自称イクメン」が多くなってきていて、妻を怒らせるN.G.行動が増えているようなんです。

自分が結婚する夫候補は、Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)で言われる「#自称イクメン」なのか、本当のイクメンなのか、果たしてどちら?

世間に浸透してきたイクメンの定義や、新語として発生したイクジナシ夫などを解説します。

イクメンとは何?

イクメンは、子育てする男性(メンズ)の略。子育ての「育(いく)」+「男性(メンズ)」を加えた造語です。

育児中の男性でも、

・育児休暇を申請する
・育児が趣味

の積極的に子育てをしてくれる男性を指します。 

自称イクメンと本物イクメンがあるって本当?

しかし、イクメンといっても自称イクメンがいます。Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)では「#自称イクメン」のハッシュタグつきで妻からつぶやきが愚痴のように公開されています。

イクメンが増えてきたものの、「子供を預けて子育てを全てまかせられる」本物イクメンは一部。妻をイライラさせてしまう「自称イクメン」が増えてきています。本当にイクメンで子育てを任せられるかは妻側からの見方も重要。ドラマ『残念な夫』では、主演の玉木宏さんの言動に「わかる!」と感じたママも多かったです。

Instagram(インスタグラム)で話題! #自称イクメンエピソード

ママからの口コミでは、自称イクメンエピソードがたくさん。ママが知らない間にストレスを感じていたことが発覚します。

(自称イクメンの例)
・赤ちゃんを抱っこして5分で”戻す”
・抱っこしていた赤ちゃんが泣いたらママに”戻す”
・抱っこしていておしっこ、うんちをしたら「ママ~」とおむつ替えを要求する
・おむつでおしっこは替えられるのにうんちは無理なパパ
・沐浴をやったというパパ。タオルや洋服の準備はママなんですけど……。パパはお湯にさっと入れるだけ
・子供と公園に行っても、見てない!パパはスマホ見てる。
・子供と遊んでくれるパパ。でも他は全部ママ。
・「今日はどこにおでかけしようか?」と言うパパ。ママがおむつもミルクも用意するんですけど……。
・お風呂に入ってくれるパパ。「お風呂ー」と言えば沸かしてくれると思っているのがムカつく!着がえもママが用意。

イライラポイントがあります。心当たりのあるパパ、ママもいるかも……?

イクメンは結婚前にわかる?

では、イクメンは結婚前にわかるものでしょうか。
チェックが多いほどイクメンになる素質ありです。ただし、チェックが多くても、「#自称イクメン」になることもあり、見抜けないのが困った点です。

・男性は働くべき、女性は結婚後は主婦になるべきとは言わない
→専業主婦になってほしい男性は昔ながらの男尊女卑の考えの傾向。柔軟に対応してくれる男性はイクメン。
・子供と仲良しで甥や姪と遊んでいる
→子供と仲良しになれるのは重要!
・急な変更にも対応できる忍耐力あり
・仕事を調整してデートしてくれる柔軟性がある
・家事を手伝ってくれる能力がありそう

子供と遊んでくれそう、家事をしてくれそう、共働き家庭でもうまくいきそうと考えられるのが重要で、加えて、予定変更などがあっても柔軟に対応できそうかどうかを女性は見ています。

イクメンの歴史

世の中に浸透している「イクメン」ですが、言葉が出てきたのは、つい最近。

イクメンの歴史は、2010年、長沼労働大臣が少子化打開策として、「イクメンの言葉を流行らせたい」と国会で発言。男性の子育て参加を目的にしたイクメンプロジェクトを開始しました。育児・介護休業法が2009年に施行され、日本の男性の育児参加をさせるようにしたのがはじまりです。男性の育児休暇取得率を引き上げることを目標としていて、女性の就業率継続も、男性が育児休暇を取って妊娠・出産後も働きつづけることができるような社会づくりにとりくんでいます。
2016年には安部総理が「一億総活躍社会」を目指すとしています。

今やイクメンは当たり前!イクジナシ(育児なし)夫を軽蔑すべき!?

共働きの女性が増えてきて、男性に家事や育児をしてもらう声が多い現在、ワーキングマザーからは「イクメンはもう古い」という声も多いです。その理由は、海外と比較して日本は育児をすると「イクメン」と褒められる制度が古いというもの。

逆に「イクジナシ(育児なし)夫を軽蔑」した方がいいという流れになってきています。

イクジナシ夫とは……
家事、育児をしない夫のこと。自称イクメンよりももっと育児に参加せず、人によっては仮面夫婦。寝室が別で、泣き声がうるさいなどの理由で、ママ+子供と別のベッドで寝ていることもあります。もちろん、休日も自分の趣味に出かけたり子供と遊ぶことはしないのが特徴的です。

イクジナシ夫だと、自称イクメンの方がマシと思えるのかも……。

育休を取るのは妻で、病気で保育園やこども園などから呼び出しが来るのは妻側のことが多いのがまだ事実です。保育園や小学校の学童保育に迎えに行くのも女性です。小さい子供だと保護者がママ友づきあいもしてストレスを感じている人もいるとか。
女性は妊娠して出産すると仕事を休まなくてはいけなく、マミートラックに突入し昇進しにくい世の中。共働きで夫婦ともに仕事をしようと思うと、夫が当たり前に家事や育児を手伝ってもらう必要があります。

過去には男性が育休を取る文化がなかったものの、今ではイクメンは当たり前のことと女性は主張。イクメンの言葉に違和感を覚えて、イクメンぶる男が嫌いと女性からの嫌悪感もあります。

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