予定日が近づいてくると周囲はもちろんの事、当の本人である妊婦さんは毎日ソワソワ落ち着かないですよね。予定日が近づいてきている妊婦さん、今の気持ちは怖い?それとも待望の我が子に会えるのが楽しみ?
ただし、予定日はあくまでも予定なので、出産日がいつになるかは神のみぞ知る事。
もし、予定日を越してしまうとパートナーが仕事の都合上出産の時に立ち合ってもらえない!若しくは上のお子さんの行事とかぶってしまう・・・なんて気が気じゃない方もいるのでは?
そこで、ここでは予定日が近づいてきたら是非実践してみたい、陣痛にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。
お腹の赤ちゃんに、「そろそろ出ておいで。待ってるよ!」なんて話しかけながら、是非やってみてくださいね。
1.食べ物編:焼肉
妊婦さんなら、一度は耳にした事がある「焼肉を食べると陣痛が来る」というジンクス。
妊娠・出産を経験した女性の中には、実際に焼肉を食べた翌日に陣痛が来た人や、焼肉店で陣痛がきた、あるいは破水したなんて経験者もいるようです。
一説では、焼肉のタレに含まれている香辛料が子宮収縮に関与している為や、焼肉を食べる事で母体と胎児にスタミナがつく為などと言われています。
ただし、今のところ陣痛のメカニズム自体は医学的にも未知の領域である為、焼肉を食べる事と陣痛が起こる事の因果関係は科学的には立証されてはいません。
でも、既にお子さんのいる方なら分かるかもしれませんが、赤ちゃんが生まれるとしばらくは、焼肉はおろか、ゆっくりと落ち着いて食事をする事もままならない生活が始まります。
ゆっくりと美味しいお肉を頬張ることができる今のうちに、焼肉をいただいておいた方が賢明と言えそうです。
2.食べ物編:オロナミンC
こちらも、先述の「焼肉説」同様に、妊婦の間では有名なジンクスです。
オロナミンCには、カフェインや滋養強壮に効果のある成分が含まれています。その為、一説では、カフェインが子宮収縮に作用し、母体に陣痛を起こすスタミナが付くことで陣痛が来るとも言われていますが、こちらも科学的な根拠は今のところありません。
しかし実際に、一度陣痛が遠のいた人がオロナミンC を飲んだら、再び本陣痛が来て出産に至ったなんてケースも多くあるんですよね。
ただし、飲みすぎにはご注意を!オロナミンCには多量の砂糖が含まれているので、地道に努力してきた体重管理が出産間際になって急激な体重増加・・・なんて悲しい結果になってしまう可能性もあります。
できれば1日1本、もしくは2日に1本位の頻度で飲むようにすることをおすすめします。
3.行動編:階段の上り下り
医師からウォーキング等の運動を勧められた経験のある妊婦さんも多いのではないでしょうか?
特に臨月になってくると、お腹が大きく重くなる為どうしても猫背になって運動量も減ってしまいます。その結果、骨盤が硬くなって開閉しにくくなるんです。
階段の上り下りは、そんな硬くなってしまった骨盤の開閉をスムーズにする効果があると言われている為、産院でも階段の上り下りを推奨する医師が多いんですね。
ただし、階段の上り下りの運動は注意が必要です。
臨月の女性のお腹は大きく、足元が見えづらい状態。うっかり足を踏み外して・・・なんて事にならないように、ゆっくりと慎重に行うようにしましょう。
4.行動編:臨月にスクワット
先述の階段の上り下りと同様に、骨盤の開閉をスムーズにする効果がある運動がスクワットです。
スクワットであれば、いつどこでも実践する事ができるので、お家や近くに階段がない方には、こちらをおすすめします。
スクワットは、妊婦でなくとも体力を付けたりボディメイキングにも推奨されている運動です。身体を柔軟にし、程良い筋肉を付けて体力アップにつながるスクワットは、この機会に日々の生活に取り入れてずっと続けていきたいエクササイズですね。
5.自然編:満月(新月)・台風
満月や新月の夜には陣痛が起こりやすいというのは、良く耳にする有名なジンクスですよね。これに加えて、台風が来た日には破水が起こりやすいというジンクスもあるのを御存じですか?
科学的な因果関係は今のところ解明されてはいませんが、月の満ち欠け同様に、台風の低気圧が母体に何らかの影響を及ぼす結果、破水を促すと言われています。
もし、台風が多く到来する時期が出産予定日であれば、突然の破水に備えて、外出時にはナプキンやタオルを携帯するように心がけましょう。