いくつになっても自分が主役
人生という長い脚本のヒロインは私自身
それって幸せなことだと思ってた・・・
マンガ『東京タラレバ娘』のセリフです。このマンガが独身女性にとって辛いと話題です。
「もう、結婚できないかも」「ダメージが激しすぎて今日眠れない」「これほどまでに30代未婚女子の心をエグる漫画があっただろうか」など、インターネットではかなりの反響。
この『東京タラレバ娘』の見どころをまとめてみました。
『東京タラレバ娘』とは?
独身アラサー、東京に住む3人の女性たちの現実を描く作品です。
脚本家の倫子は33歳。ネイルサロンを経営している香、居酒屋の娘、小雪も同じ年齢。
定期的に、居酒屋でジョッキ片手に「女子会」を行っていて、タラの白子、レバーがお酒のお供。
ヒマな時は第1出動、愚痴を言いたい時は第2出動、悪口を言いたい時は第3出動、男がらみのネタは第4出動として、LINEでほぼ日勤で飲みに行く日々。
そんな時、居酒屋常連だったイケメンモデルKEY(キー)にキツい一言を言われて……。
30代独身女性にとってみると、かなり厳しい現実を見なくてはいけない衝撃の話題作です。
婚活に行くと現実を見る羽目になり……
2020年の東京オリンピックには結婚したいと考えている彼女たち。婚活パーティーに顔を出してみたものの、男性陣があまりタイプではなく、女性人がかわいい子たちが多くて自分たちより若いことにショックを受ける3人。
そして、3人はまたお酒を飲むことになり……。
「大学ん時付き合ってたバンドマンと結婚してたらよかったのかも…」そんなことを思ったりします。
こんな幻覚が!
タラの白子とレバー焼きが大好物の彼女たち。主人公の倫子にはタラとレバーの幻覚が見えます。この2人(2匹?)にもキツい一言を言われます。
「お前は一生独身だァァァ」と言われてうなされる倫子。度々、タラとレバーの幻覚を見るようになり、キツい一言が出てきます。
独身女性の心に刺さるストーリー
最初に、「痩せたら」だの「好きになれれば」だの何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな…とイケメンモデルのKEYに言われます。居酒屋で毎夜、繰り広げられる行き遅れ女の井戸端会議とも。
アラサーの独身は、「女子」なのか「おばさん」なのか。女子は何歳まで使っていいのか……?
20代の男子から見た30代の独身女性についての厳しい目もありますが、最後には誰かが誰かと結婚してハッピーエンドになってもらえるんじゃないかというわずかな期待をせずにはいられません。
30代は戦力外通告?
「戦力外通告」のシーンも印象的です。
30を超えた私達は ベンチの中から見物して偉そうなことばかり言っていた ユニフォームは着たままでいつでも行けると自身満々で
それなのにバッターボックスに立ったらストライク。
タラと白子に「お前なんか戦力外通告ダァァァァァ」と言われます。かなり厳しい……。
独身女性はもちろん、幅広い人に読んでもらえるマンガの『東京タラレバ娘』。読むと続きが気になります!