一緒に居て楽しい、幸せと感じていても、長くいれば意見や価値観の相違はどうしても出てきてしまいます。日本人にはない感覚、違う意見があっても、面白いな、そういう考えもあるんだとまずはニュートラルな目線で相手を見ることが大事です。
partyの概念
日本人は、人と仲良くなるときに、壁を作りがちですが、外国人は逆に、初めてのときには壁を作りません。
誰でも知っていると思いますが、partyというのは外国から来た言葉で、みんなでワイワイ飲んだり、話したりすることです。これに参加できるかどうかというのは、外国人にとってはすごく大事なことの一つです。
partyでは、知らない人ともいきなり心を通わせて会話するテクニックが必要となります。文化を理解するだけでなく、一緒に参加できるというスキルも必要になるということです。
食文化と宗教
食文化、宗教への強いこだわりがある外国人と一緒に生活する場合には、もちろん歩み寄る姿勢が必要となります。
日本食はどの程度食べられるのか、宗教的な行いの頻度はどれくらいなのかなど、そして、それに付き合う必要性など、詳しく話し合う必要があります。国によっては改宗しないと、認めてもらえないこともありますし、改宗しても現地の国に行くと、周りから反発を受けるということもあります。宗教概念が強い人がお相手ならば、自分でもよく調べておく方が良さそうです。
国に行く必要性と頻度
将来的に今居る場所から相手の国に移住しなければならないなど、国の問題でそうなったとき、どうするかは話し合った方が良さそうです。自分は親元を離れたくないならば、しっかりとその意思を伝えそれを理解してくれるか確認しましょう。旅行においても、10年に1回でいい人もいれば、毎年行かないと寂しいという人もいます。もちろん生活にも影響が出るので、話し合うことです。
離婚後の子供への概念
外国人と日本人で決定的に違う分野と言えるのが、この子供への概念です。相手が一度離婚している場合は、何がなんでも元奥さんと連絡を取ろうが、実の父親としての権利を主張します。
日本では、離婚した父親は、親権を持たない場合、会うことはできないという考え方をしがちですが、外国は、どこまでいっても父親は変わらない、自分の記憶を消さないでほしいと思うみたいです。離婚しても会い続ける可能性は大です。そして、自分との新しい家族ができた場合、会わせたがる可能性もあります。血が繋がっているから、どちらも自分の子供だからと言われるかもしれません。彼の両親が子供会うときにも同席するよう求められることだってあるのですから。日本にはない感覚ですね。
自分がその価値観にイエスかノーかはっきり結婚する前に伝えておく必要があります。この場合、2つの家庭が絡むので、元奥さん側の家族、および、自分のパートナーの合意を得られるかどうかがカギとなります。
生活のリズム
日本人にとって四六時中パートナーと一緒にいることは、とても考えられない人が大半なんではないでしょうか?
しかし外国人はそんなのへっちゃら。なるべくそばにいたいと考えがちです。日本人自分と周りとの距離感を大切にしますから、ケースバイケースでそれを伝えたり、自分の時間をゆっくり持つ環境作りが必要になります。
やりたいことがあるとき、なんでも彼に合わせていては何もできなくなってしまうかも?