12月。クリスマスで華やかです。あわただしい子育て・育児でヘトヘトのママ・パパも、なんだかウキウキしてくる時期です。25日のボクシングデーで、お子さんの枕元へのプレゼント選びも楽しいですし、近所やお友達の子供たちでクリスマス会をしたりもするのでしょうか。クリスマスが近づくにつれ、本屋さんでもクリスマスの絵本コーナーができます。小さなお子さんにおススメの、クリスマスの絵本を5冊選んでみました。
ぐりとぐらのおきゃくさま
子供たちが大好きな「ぐりとぐら」シリーズ。
クリスマスにちなんだ本もありました。
雪が積もった森のなかで、楽しく雪で遊ぶ2人。気がつくと、大きな足跡を見つけました。
足跡についていくと … たどり着いたのは、2人が楽しく暮らしている家。びっくり。
正体は、読んでのお楽しみ。
ワクワクドキドキ、ママパパと一緒に楽しめる絵本です。
作:中川李枝子/絵:山脇百合子/出版社:福音館書店/800円+税
まりーちゃんのくりすます
昔からある、かわいいフランスの絵本で、絵がとってもかわいい。
こちらもまりーちゃんシリーズの中の1冊ですね。
ヤギのパタポンが登場して、まりーちゃんが、クリスマスの話をしてくれるところから始まります。
もちろん、サンタクロースが、木のくつにプレゼントを入れてくれる、との話。クリスマスツリーにも赤いブーツがかかっているのは、この、プレゼントを入れてもらうためなんですよ。
そんなことをお子さんに話しながら読んであげてほしい本です。
作・絵:フランソワーズ/出版社:岩波書店/640円+税
メリークリスマス、ペネロペ!
こちらも、絵本シリーズ『ペネロペ』の1冊です。
油絵タッチの絵本で、世界中で人気ですが、作者の、ゲオルグ・ハレンスレーベン、アン・グットマンは、実はご夫婦なんですよ。
まだ10年足らずのキャラクター活動ですが、グッズもたくさんできるなど大人気ですね。
白と黒の犬に似た動物が、楽しい物語を展開するシリーズ。もちろんこの本も。
クリスマス・イブに一所懸命にパーティを準備するペネロペが …。
油絵タッチで、ほかの絵本とは違う、きらきらした目でかわいい絵に見入ります。
文:アン・グットマン/絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン/出版社:岩崎書店/1,800円+税
http://honto.jp/netstore/pd-book_02603586.html
ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス
こちらも「ゆかいなゆうびんやさん」シリーズの1冊。楽しい仕掛け絵本で、小さな封筒がいくつもあって、そのなかに手紙が入っています。
その手紙の字が、子どもの何ともいえない筆致でまたかわいい。
郵便屋さんが、お手紙をクリスマスに届けてまわるお話です。
小さな封筒の中身はお楽しみに。
出版社:文化出版局/1,800円+税
サンタクロースっているんでしょうか
字も多いから、ちょっと大きなお子さん向けですが、とってもきれいな絵。大好きなイラストレーター・東逸子さんの作品です。
アメリカのバージニアという少女が、サンタクロースの存在に疑問を持ち出します。8歳のとき。
お父さんから「新聞社に聞いてごらん」と言われ、バージニアは新聞社に手紙を出した返事を、新聞社は社説で掲載しました。その社説が、この本です。
まだまだサンタクロースの存在を信じている、お子さんと、一緒に読んでいただきたい1冊です。
とってもわかりやすい、語りかける翻訳。夢とロマンをはぐくむ大切さが伝わってきます。
出版社:偕生社/800円+税