安産の為の吸収力アップの食べ合わせ⑤ビタミンA+油脂編

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妊娠するとおなかの赤ちゃんの発育や母体のために、さまざまな栄養素が今まで以上に必要になります。とはいえ2人分の食事は、カロリーオーバーですね。ここでは、バランスの良く栄養素を吸収させる食べ合わせをご紹介します。

最終回の5回目はビタミンAの食べ合わせです。

ビタミンAは?

ビタミンAは、健康な皮膚を作り、胃腸の粘膜を正常に保つ働きがあります。体内に蓄積されやすく、毎日取らなくても、まとめて摂取することが可能です。

食べあわせは?

ビタミンAは油脂に溶けると吸収率が高まります。
ビタミンAはにんじん、かぼちゃ、小松菜などの緑黄色野菜に豊富に含まれています。マヨネーズやドレッシングになどの油脂の多いものと混ぜたり、油で炒め物にしましょう。

小松菜の炒め物の簡単あんかけ(2人分)

●材料:小松菜1束 A(かに缶汁ごと1/2缶分 鶏ガラスープの素小さじ1/2 湯1/2カップ 酒小さじ2 塩・こしょう各少々) サラダ油大さじ1 塩小さじ1/4 片栗粉小さじ2 ごま油小さじ1/2
①小松菜は洗って3~4cmに切る。根元はほぐしておく。
②Aを合わせてひと煮して、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつけ、ごま油を加える。
③フライパンにサラダ油を熱し、①を強火で茎をひと炒めし、続いて葉も加える。
④しんなりとしたら、塩を振り、器に盛り、②のあんをかける。
※緑黄色野菜のうまみをあんかけで。

にんじん、ささみ、のりのミニかき揚げ(2人分)

●材料:にんじん1本 鶏ささみ肉100g 塩少々 のり1/2枚 溶き卵小1/2個分(冷水をプラスして70cc) 小麦粉1/3カップ 揚げ油適量 大根少々
①ささみは細切りにして、塩をまぶす。
②にんじんも細切りにする。のりは細かくちぎる。
③溶き卵に冷水を加えて混ぜ、小麦粉をふるいに入れ、さっくりと混ぜる。
④①に小麦粉少々(分量外)をまぶし、②を合わせ、③の衣でまとめる。中温の油で揚げ、油をよく切る。大根おろしを添えて、塩で食べる。
※のりもビタミンAたっぷりでダブル効果

かぼちゃとゆでえび、ゆで卵のサラダ(2人分)

●材料:かぼちゃ1/4個 えび70g ゆで卵1個 A(マヨネーズ・プレーンヨーグルト各大さじ1+1/2 しょうゆ小さじ1 カレー粉小さじ2/3 こしょう少々)
①えびはゆでて、殻をむいておく。
②かぼちゃはわたを取り、適当な大きさにきり、らっぷをしてレンジで3~4分、竹串がすっと通るまで加熱する。ラップを取り、たまった水分を捨て、フォークなどでザクザクとくずし、冷ます。
③Aの材料をよく混ぜ合わせ、①、②、ゆで卵をあえる。ゆで卵は少し取り分けて、漏りつけのときに飾る。
※マヨネーズで合えれば美味しく吸収。

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