帝王切開も立派な出産!命を生むことはそれだけで奇跡~第一子編

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自然分娩で赤ちゃんを出産したいと思って、促進剤を使って4日、筆者の初めての出産は帝王切開になりました。4日も辛い陣痛を経験して帝王切開とは、正直がっくり….。でも、生まれてきた赤ちゃんと対面し、嬉しさが湧き上がりました。

帝王切開も立派な出産!筆者の体験を通して帝王切開を理解していただけると嬉しいです。

破水したけど

筆者の初めての出産は、破水から始まりました。
破水から始まった出産は、そのうちに陣痛が来ると思っていたのに、ついた陣痛は微弱陣痛。これでは、赤ちゃんが外に出てきません。
翌日から促進剤を使ってのお産が始まりましたが、促進剤のリミットが切れると、また微弱陣痛になり、一向に強くなりません。
日中は強い陣痛を経験しても夜には微弱、そんな日が丸二日続きました。

感染症の疑い

破水から4日目、羊水の数値が悪くなってきました。
破水したところから感染症を起こすと危険という判断で、緊急帝王切開となりました。あんなに陣痛で苦しんだのに、自然分娩できないの?赤ちゃんに会えるのは嬉しいけど、お腹きらなくちゃいけないの?
気持ちに整理がつき、涙があふれてきました。
でも、無事に生まれてきた我が子に会えたとき、筆者はお腹の中で生まれてこようと頑張っていた証を我が子に見ることが出来たのです。

額に頑張った証

生まれてきた赤ちゃんの、額には青あざが出来ていました。
実は帝王切開が始まる1時間くらい前から、筆者にはそれまでとは違う陣痛が起きていました。しかし、もう帝王切開の準備は進んでいるのと、感染症の疑いを待つことが出来なかったので、そのまま帝王切開になったのです。
赤ちゃんの青あざは、筆者の子宮口に一生懸命頭を入れようと頑張った証だったようです。また、赤ちゃんは子宮口に頭を入れようとしているとガンバ手いるところで取り出されたので、頭の形が帝王切開の赤ちゃんとは違い細長くなっているとのことでした。

一緒に頑張っていた

私一人が苦しい思いをしていたわけではないんだ、赤ちゃんもお腹の中で一生懸命頑張ってくれていたんだと思ったら、生まれてきてくれた奇跡に心から感謝できました。
どんな出産にも、お母さんと赤ちゃんと家族の間にはちゃんとしたドラマがあり、どんな出産でも立派なお産なんだと、お産に対する意識が変わった貴重な体験でした。
お産に対する価値観はそれぞれ違いますが、帝王切開も立派な出産だと私は思います。

最後に

最後に帝王切開の種類を二つ後紹介します。
帝王切開は、自然分娩が難しいと判断されたときに、お腹を切開し、出産する方法ですが、「予定」と「緊急」の二つのケースがあります。

妊娠中の赤ちゃんの位置、胎盤の位置などで自然分娩が難しい場合は「予定帝王切開」になります。
「緊急帝王切開」は筆者のように自然分娩中に安全に出産できないと判断された時に行われるものです。赤ちゃん、母体に危険がともなう時、迅速に行われます。

お産は何があるか分かりません。妊娠の経過が良くても、帝王切開になることもあります。

 

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