ミニマリストって何?流行語候補の「持たないくらし」が新しい!

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2015年、「新語・流行語大賞」の候補50語が選ばれ、その中に「ミニマリスト」が選ばれていました。

この「ミニマリスト」あまり聞きなれない言葉です。

一体何なんでしょうか。

流行でもあるミニマリストの「持たないくらし」をめざすひとが、これからは多くなっていきそうです。

実はこれから消費税が10%になる生活を送る上で参考になりそうなこともあり、「ミニマリスト」に注目です!



ミニマリストとは?

ミニマリストは、

「Minimum(ミニマム)+ist(する人)」

をかけあわせた造語のこと。

ミニマム=最小限という意味で、最小限のもので生活をする主義の人のことを指します。

モデルルームみたいなすっきりとした「ものの少ない」部屋で生活する人のことで、中には家具を買わない、テレビが部屋にない、ソファが家にない人もいるとか。

そんなミニマリスト、2015年の新語・流行語大賞の候補、50語の中に選ばれていました。

実はあの人も・・・

最近は、一般人でミニマリストが急増中で、「ミニマリスト ブログ」で検索すると、ミニマリストの人の生活を書いたブログにヒットします。物を買わない、持たないくらしをしている人の様子がわかります。

この、持たないくらしをしている人は一般人だけではありません。

芸能人のオリエンタルラジオの中田敦彦(なかたあつひこ)さんも、実はミニマリスト。自身の子どもが産まれてから、お小遣い制だった金額を「減額し」、30,000円にしたと自分で発表していました。
ただし、ミニマリストは自分だけで、家族には強要はしていないと話しています。

確かに、オリラジのあっちゃんはストイックな雰囲気がしますよね。

自分ルールを持ってみよう!

ミニマリストの考え方は、私達の生活でも活かすことができます。
特に、消費税の増税で苦しくなっていきそうな今後は、「新しくものを買わない」ことも重要。

例えば、靴のようなワードローブ。お気に入りの靴以外は履かずにしまったままということはありませんか?
ミニマリストは、自分のよく履く靴以外は処分して「持たないくらし」を送ります。元々、たくさんの靴を持っていた人も断捨離などで必要な靴のみにします。

確かに、よく履いている靴は限られてきます。買ったものの履いていない靴は処分して、必要最小限の靴で過ごすと、下駄箱もすっきり。違う収納スペースとして生かすことができます。

断捨離にも活用できる!

それまで、安いからと買っていたものも、ミニマリストになると買わなくなります。

洋服にしても、1つ買うと新たに収納スペースが必要になります。何かを捨てなくてはいけないとなると収納スペースがないから買わない、と必要最小限のお買い物になるのは確か。

洋服も、食品も、日用品も、必要ないものは買わない生活になります。
そして、その生活に慣れるとすっきり暮らすことができます。

少ないものですっきり暮らす!

モデルルームのような、少ないものですっきり暮らす生活にあこがれている人は、このミニマリストの暮らしがぴったり。
ミニマリストには、ダイニングテーブルがなく床に座って食べるほど徹底している人がいたりもしますが、そのあたりの線引きは個人によって違います。「自分がこうやって暮らしたい」と考えるイメージを大切にして実行してみてください。

お正月にかけて、大掃除をすると、案外とものが多いことに気づかされるはず。少ないもので過ごしたいのなら、必要なもの以外は買わない「ミニマリスト」になれるように努力してみましょう!

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