離乳食のレシピは沢山あっても、毎日赤ちゃん用に作るのは大変ですよね。そんな時に、大人のメニューから取り分けすれば時間の短縮にもなり楽です。ここでは実際にお料理の取り分け方を月齢ごとにご紹介します。
6回目は「豆腐と花野菜のみそマヨ焼き」をご紹介します。
大人用の作り方(2人分)
材料:木綿豆腐 1/2丁 ブロッコリー 1/2株 カリフラワー 1/2株 かたゆで卵 1個 にんじん 1/4本 マヨネーズ 大さじ3 みそ 大さじ1 酒 大さじ1 バター 少々 溶けるチーズ 大さじ3
①豆腐は8等分に切り、さっとゆでてざるに上げ、水を切る。
②ブロッコリーとカリフラワーはそれぞれ小房に分けてゆでる。
③かたゆで卵は輪切りにする。
④にんじんは皮をむき、5mm程度の厚さんの輪切りにしてゆでる。
⑤マヨネーズ、みそ、酒を混ぜ合わせてソースを作る。
⑥耐熱容器にバターを塗り、①~④を彩りよく並べる。
⑦⑥に⑤のソースをかけ、チーズをまんべんなくのせて180度のオーブンで約15分焼き、軽く焼き色をつける。
※みそは、白みそなど甘めでなめらかなものがおすすめ。
◎グラタンやオーブン料理は忙しい時に便利です。グラタンの具やソースによって味に変化がつけられるのもうれしいですね。離乳食に取り分けしやすい食材を、下ごしらえの途中で取り分ける方法の他、後期以降なら薄味のホワイトソースを手作りし、具を工夫することで出来上がりからのごり分けも可能になります。
初期(5~6ヶ月)豆腐のごまあえ
●大人の材料以外に用意するもの:だし汁 大さじ1/2 すりごま小さじ1/2
①大人用の作り方①から豆腐1/2切れを取り分けて、すり鉢に入れてなめらかにつぶす。
②①にだし汁を加え、すりのばす。
③②とすりごまをよく混ぜ合わせる。
※できあがりの豆腐がかたく食べづらそうな場合は、だし汁の量を増やしてなめらかにのばす。
◎相性のいい豆腐とごまで香りよく仕上げましょう。
中期(7~8ヶ月)花野菜のクリームスープ
●大人の材料以外に用意するもの:野菜スープ 大さじ5(作り方はリンクを参照) 溶いた粉ミルク 大さじ1 水溶き片栗粉 小さじ1
①大人用の作り方②からゆでたブロッコリーとカリフラワーの小房1/2房を取り分け、穂先のみをこまかくそぎ切りにする。
②①を野菜スープでやわらかく煮る。
③②に溶いた粉ミルクを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
◎ビタミンたっぷりの優しいスープです。
http://lovemo.jp/79995
後期(9~11ヶ月)豆腐と花野菜のみそ汁
●大人の材料以外に用意するもの だし汁 1/4カップ 水溶き片栗粉 少々
①大人用の作り方①からゆでた豆腐1切れを取り分けて小さく切る。大人用の作り方②からゆでたブロッコリーとカリフラワーの小房各1/2房を取り分け、房の部分のみを小さく切る。
②①を弱火のだし汁で煮る。
③②に大人用の材料のみそ少々を溶き入れ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
◎さっと作れる、具沢山みそ汁です。
完了期(12~15ヶ月)ふわふわ豆腐ボール
●大人の材料以外に用意するもの:片栗粉 小さじ1 揚げ油 適宜
①大人用の作り方①のゆでた豆腐1切れ、大人用の材料のみそ小さじ1/4とマヨネーズ、溶けるチーズ各小さじ1、片栗粉をあわせ、すり鉢ですり混ぜる。
②①のたねを小分けにし、170度の揚げ油にスプーンですくって入れ、揚げる。
③大人用の作り方②のゆでたブロッコリーとカリフラワーの小房各1房を半分に切って、やわらかくゆでたものを添える。
◎手で持って食べられる練習にぴったりです。