取り分け離乳食②ホイル焼きからの取り分け

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離乳食のレシピは沢山あっても、毎日赤ちゃん用に作るのは大変ですよね。そんな時に、大人のメニューから取り分けすれば時間の短縮にもなり楽です。ここでは実際にお料理の取り分け方を月齢ごとにご紹介します。

2回目は焼きものからの取り分けのコツとしてホイル焼きからの取り分けをご紹介します。

大人のメニュー(2人分)

材料:白身魚の切り身(生鱈など) 2切れ 生しいたけ 2~3個 さやえんどう 2~3枚 にんじん 1cm厚さの輪切り3枚 塩 少々 サラダ油 少々 水 少々 レモンの輪切り 2枚
①白身魚はさっと水洗いし、水気をふき取り塩をふる。
②しいたけは軸を取り、十文字に飾り包丁を入れる。さやえんどうはすじを取って下ゆでして、斜め半分に切る。
③にんじんは下ゆでして、花型で抜き、抜いた残りのにんじんは細かく刻む。
④サラダ油を薄く塗ったホイルに、①を一切れずつのせる。
⑤②、③の野菜をそれぞれ2等分し、④にのせ、水をふってホイルで包む。
⑥⑤をオーブントースターに入れ、約10分焼く。
⑦ホイルを開き、レモンの輪切りを添える。

※この大人のメニューを基本に取り分け離乳食を作ります。

魚の種類を選べば、ホイル焼きのほか、焼き魚からも取り分けが可能です。初期では白身魚のみですが、中期からは鮭などの赤身魚、後期からはあじなど青魚も食べられます。青魚はまれにアレルギーを起こすこともあるので完了期からスタートさせても大丈夫です。焼き魚からの場合は、ふり塩を控えめにして、中のほうの身を取り分けて使います。

初期(5~6ヶ月)鱈のすり流し

①大人用のできあがりの白身魚1/10切れは、皮と骨を取り除いて湯につけ、塩を抜く。
②大人用の作り方③のにんじん1切れを長めにゆでる。
③①、②をすり鉢でなめらかにすり潰す。
④湯大さじ1を加え、すりのばす。

中期(7~8ヶ月)鱈のスープ煮

①大人用のできあがりの魚1/10切れは、骨と皮を取り除き、フォークの背で細かくほぐす。
②大人用のできあがりのにんじん1枚は、フォークの背を押し当て、つぶす。
③耐熱容器に湯大さじ3と①、②を入れ、ラップをして電子レンジで約30秒加熱する。

後期(9~11ヶ月)鱈のうま煮

①大人用のできあがりの魚1/6切れは、骨と皮を取り除き、粗くほぐす。
②大人用のできあがりのしいたけ1/4個 、さやえんどう1切れを粗みじん切りにする。
③大人用のできあがりのにんじん1切れは5mm角に切る。
④鍋に湯大さじ2と①~③を入れて煮、しょうゆ少々で味付けし、水溶き片栗粉少々でとろみをつける。

完了期(12~15ヶ月)ミニホイル焼き

①大人用の材料の白身魚の切り身1/5切れ、大人用の作り方②のしいたけ1/4個とゆでたさやえんどう1/2枚を小さくきったもの、大人用の作り方③のゆでたにんじん1切れをホイルにのせる。
②少量のしょうゆと水を混ぜ①にふり、ホイルを閉じてオーブントースターで約10分焼く。
※ほとんどの材料から取り分けられます。魚は身の薄い骨のない部分をえらんでそぎ切りにします。

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